【新型BMWミニ】5ドア導入でラインナップが出揃ったMINIファミリー。愛車候補はどのモデル?
納期が早いのはエンジン車。最後発はBEVのペースマンか
新世代BMWミニが出揃いました。エンジン搭載車が8モデル。バッテリーEVが6モデル。車名で追えばクロスオーバーがカントリーマンに改名し、新規車種はBEVのエースマン。お好みのボディタイプやパワートレインが決まっていれば愛車選びで迷うことはないのでしょうが、今回はこのMINIファミリーをザックリ整理してみましょう。 この記事の他の画像を見る
プライオリティは皆さんの趣味嗜好によるライフスタイルが鍵になります。まずは「エンジンか? BEVか?」 というパワートレインの選択、もしくは、スポーツハッチバックである3ドア&5ドア、クロスオーバーSUVのカントリーマン&エースマンという「ボディタイプ」で選択する方が迷いは少ないかもしれません。
まず、内燃機と電気モーターという2つのパワートレインが選べるのは、3ドアとカントリーマンの2車種です。ただし、3ドアはエンジン車とBEVでプラットフォームが異なり、ボディサイズも若干ですが違います。従来クロスオーバーに設定されていたPHEVはありません。
ガソリンエンジンを設定するのは、3ドア、5ドア、カントリーマンです。また、ディーゼルエンジンが選べるのはカントリーマンだけになりました。
つまり、BEVの設定もあるパワートレインの選択肢がもっとも広いのはクロスオーバーSUVであるカントリーマンの魅力であり、エンジン車とBEVともに4WDの駆動方式が選べるのもカントリーマンだけの特徴です。
パワートレインでモデルごとに特徴を整理すると、5ドアはガソリンエンジン2機種のみ、エースマンは2WDのBEVのみという設定です。ラインナップ全体を俯瞰するほどに脳内がぐちゃぐちゃになりますが、次にボディタイプを軸に考えて見ましょう。
スポーティな走りを優先すればパワートレインはどうあれ、やはりコンパクトな3ドアが勝ります。秋口までにはエンジン搭載車最強のJCW(ジョン・クーパー・ワークス)の発表が見込まれます。