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大リーグの初代コミッショナーも人種差別主義者? MVPの盾から名前を削除か

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スポニチアネックス

 1920年から44年まで大リーグの初代コミッショナーを務め、1944年からその名前がMVP受賞者に贈られる記念の盾に刻まれるようになったケネソー・マウンテン・ランディス氏(1944年に78歳で死去)に対する“排除”の動きが出てきた。  AP通信によれば、1991年にナ・リーグのMVPとなった元ブレーブスのテリー・ペンドルトン氏(59)は、全米各地で人種差別を支持していた歴史的人物の銅像が撤去されている動きに触れて「今、世界で価値感が変化している。だから名前を変える時期だ」と語り、1995年にナ・リーグのMVPとなった元レッズのバリー・ラーキン(56)も「リーグの人種差別撤廃を遅らせた人物。いつも気になっていた」と不快感を示した。  ランディス氏はイリノイ州連邦地裁の判事だった1920年に大リーグの初代コミッショナーに就任。1919年のワールドシリーズで起こったホワイトソックスの選手による八百長事件では強権を発動して、同チームの8選手を永久追放処分にして注目を集めた。  その一方、野球の黒人リーグに関しては「そのままでいい」として大リーグに門戸は開かず、メジャーに黒人選手が誕生したのは同コミッショナーが死去してから2年半が経過した1947年(ドジャースのジャッキー・ロビンソン)だった。  MVPの選出は1931年から記者投票によって決められているが、その選出方法を選択したのはランディス氏。今年の全米野球記者協会の総会は12月にテキサス州ダラスで開催される予定だが、歴史を築いたコミッショナーの名前を盾から削除すべきかどうかの議論が沸き起こりそうだ。

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