中島みゆき、2枚組セレクト・アルバム『ここにいるよ』発売 特設ページ&初回盤特典ライヴ映像トレーラー公開
「糸」をテーマにした映画『糸』が160万人超える動員を記録し大ヒット・ロングラン。そして、ユニクロの大人気商品ヒートテックのテレビCM「あったかいは力だ。」でお茶の間に流れる「ファイト!」。この「糸」や「ファイト!」を収録した中島みゆきの2枚組セレクト・アルバム『ここにいるよ』が12月2日(水)に発売されました。 最新作『ここにいるよ』は、“エール”“寄り添い”をコンセプトに中島みゆきの名曲、代表曲を収録したセレクト・アルバム。この作品が誕生した背景には、現在のコロナ禍の中、多くの人々がSNSで「糸」「時代」「ファイト!」に勇気をもらったメッセージを発信し、日本中で中島みゆきの歌に背中を押された人々から同曲へのリクエストや、同曲の入ったCDアルバムに注文が集中したこと。また2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震の際にも被災地にいる多くの方々からラジオや有線に中島みゆきの歌のリクエストが数多く寄せられていたことなど、それぞれの時代の中で中島みゆきの歌を求めてきた人々の声に応える形でこの作品は誕生しました。 アルバム・タイトルの『ここにいるよ』は、本作にも収録されている、ミリオンセラーを達成した1994年の代表曲「空と君のあいだに」の歌詞の一節から引用。“いつでもあなたの傍にいるよ。”という想いをこめ、“エール”“寄り添い”のコンセプトのもとに名付けられたタイトルとなっています。 作品の発売に合わせて、今作の魅力や情報が掲載された特設ページがオープン。その中の目玉として、初回盤限定DVDに収録された貴重なライヴ映像のダイジェスト動画が初公開されました。公開された特典DVDのダイジェスト映像は、多くのファンが映像化を渇望している伝説のライヴ〈中島みゆき TOUR 2010〉で歌唱された「Nobody Is Right」の一部分。1番のみのダイジェスト動画ではあるものの、中島みゆきの歌唱や圧倒的な存在に心を奪われる素晴らしい内容となっています。特設ページにアクセスしていただき、発売前から大きな話題となったこのライヴ映像をぜひご覧ください。 ツアー映像の中から特典DVDの収録曲として「Nobody Is Right」を選曲したのは中島みゆき本人とのこと。単にエールを送るだけの歌い手ではないことを痛感させられる力強い歌声やパフォーマンスは、今の時代に生きる私達に問いかけるように心に響く必見の特典映像となっています。この貴重な映像に加え、ライヴ写真と歌詞を掲載した8ページにおよぶ特別なブックレットも初回盤には封入されているため、価値の高い限定盤となっています。 『ここにいるよ』は“エール”をテーマに2つのコンセプトで楽曲が収録されています。1つは背中を押し、“生きる勇気を鼓舞するエール”、そしてもう1つは一緒に悲しみ、一緒に悩み、一緒に前を向く“心に寄り添うエール”。この2つのエールがそのまま「エール盤」「寄り添い盤」と題した2枚のCDに分けて収録されています。それぞれの内容は、「アザミ嬢のララバイ」(1975年発表)から「慕情」(2017年発表)まで、幅広い年代からの選りすぐられた楽曲が収録。 「エール盤」には、「糸」「時代」「ファイト!」「地上の星」「空と君のあいだに」「旅人のうた」等のミリオン3曲を含む大ヒット曲が目白押しのカロリー豊富な選曲。「寄り添い盤」には、「アザミ嬢のララバイ」「悪女」「あした」「誕生」という、心に寄り添う珠玉の選曲。そして、このアルバムだからこそ収録された「タクシードライバー」「帰省」「ホームにて」「ひまわり“SUNWARD”」など、代表曲に比肩する名曲も収録されています。 どの音源も中島みゆきの音楽プロデューサー瀬尾一三の指揮のもと米ロサンゼルスの名匠、スティーブン・マーカッセンによる丁寧なマスタリングが施され、新旧を感じさせることのない楽曲としと蘇っているのも大きな聴きどころの1つとなっています。 初回盤・通常盤それぞれに封入されるブックレットも選曲に負けず劣らず豪華な仕様。エール盤は48ページ、寄り添い盤は44ページと、トータル90ページを超えるブックレットを封入。デビュー当時から現在まで中島みゆきの写真を撮り続けているカメラマン・田村仁による未公開写真も多数掲載しており、“歌姫”と称された中島みゆきの歌う姿を時代ごとに楽しむことができる必見の内容。 中島みゆきの真骨頂を凝縮した究極の2枚組セレクト・アルバムであり、リスナーの心に寄り添う今の時代だからこそ生まれたこの作品。こんな時こそ、中島みゆきの歌・エールに改めて心の耳を傾けてみてはいかがでしょうか。