「客人が来たときに恥ずかしい」 → “工場の中の家”に新しい部屋を作ったら…… 大正解な仕上がりに「思わず拍手してました」
町外れにある廃工場をリノベーションし、居住スペースを作って生活するYouTuberが、新たな部屋をしっくい塗りする動画がYouTubeに投稿されました。ステキな仕上がりが反響を呼び、記事執筆時点で10万回以上再生されています。 【画像】仕上げた部屋 動画を投稿したのは、親方さんと係長さんの2人が田舎暮らしの日常や、DIYで住居をリノベーションする様子を公開しているYouTubeチャンネル「オシロサイクルoshirocycle」。以前には、たった300円で手作りした“玄関チャイム”が話題になりました。 現在の2人は工場の中に作った家(居住スペース)に住んでいますが、現状では1部屋しかできていないので、キッチンと寝室、リビングが一体となったワンルームで暮らしていることになります。しかし、お客さんが来たときには、ベッドのあるこの部屋に通すことになり「恥ずかしい」とのこと。 今回は、ベッドルームとして、現在の部屋の隣にある建築途中の部屋を仕上げていきます。実は、最初からそういう計画になっていて、寝る少し前にベッドルーム側へ通じる換気扇を回しておくと、夏は冷気が、冬は暖気がベッドルームの温度をちょうどいい状態にしてくれる仕組みが設置済みです。これは賢い仕組みだ……! ベッドルームの壁にはしっくいを塗ります。「リモーネ」という色の顔料を混ぜると、ほんのりと淡いイエローに。前日に攪拌(かくはん)しておくと、次の日にはちょうどいい硬さになっているそうです。 壁材のすきまのパテ埋めまでは済んでいる壁に、コテで塗りつけていきます。しっくい壁は素人がやってもいい感じに仕上がるのが魅力だそうです。 天井にも塗るので大変な作業ですが、ひたすらやっていると気分が“ハイ”になるとも。乾いた後、塗りが薄いところや、角の部分を追加で作業します。角の塗りにこだわりを見せる親方さんを、係長さんが「コテとしっくいと親方の魂の会話や」と評する場面もありました。 この部屋は、壁から構造材が見えるハーフティンバーという作りにしており、柱などを守っていた養生テープをはがすと、しっくいの風合いと相まってナチュラルテイストな仕上がりとなりました。特に窓の上の梁(はり)は皮付きのヒノキを使っていて、いい感じです。 壁の作業が終わったところで、端材を集めて作っていた窓台を仕上げるため、保護していたビニールをはがします。端材の小口をあえて見せているのも、ナチュラル感があってステキです。 仕上がった部屋に係長さんは「いいよぉ。いいよ、これ。いいよ、いいよ!」とテンションが上がり、親方さんも「ステキやん」とほれぼれ。塗ったばかりのときはイエロー感が強かったしっくいも、乾くと自然な生成り感となり、親方さんは「しっくい塗ると影がカッコよくなる」と部屋の陰影に満足そうな様子を見せました。 窓台の仕上げや照明の設置、ベッドの移動など、ベッドルームとして使うにはまだ作業が必要とはいえ、ひとまずは大変なステップを終えたことに対し、コメント欄では「最高です! 居心地よさそうです」「膨大な作業が報われなんとも素敵な空間。見ている方もテンションあがります」「見てるこっちもしっくいの魅力に取りつかれていきますな」「養生はがしたとき思わず拍手してました!」「リモーネ、大正解でしたね」と、称賛する声が寄せられました。 約2年前から始めた廃工場のリノベーションの過程は、プレイリストや8月に公開した総集編で確認できます。 YouTubeチャンネル「オシロサイクルoshirocycle」では車やバイクに関する動画も公開されており、“50万円の底値”で購入した最上位グレードのハイエースが話題になりました。また、InstagramやXでも情報を発信しています。 動画提供:YouTubeチャンネル「オシロサイクルoshirocycle」
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