<ドラゴンボール>悟飯、ピッコロの師弟関係 親子みたい? 新作劇場版で活躍も
鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズの21作目となる劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」(児玉徹郎監督)が6月11日に公開される。2018年12月に公開され大ヒットした前作「ドラゴンボール超 ブロリー」以来の劇場版で、鳥山さんが原作、脚本、キャラクターデザインを担当。孫悟飯、ピッコロの師弟が活躍することも話題になっている。新作劇場版の公開を前に、悟飯、ピッコロの師弟の関係をおさらいする。 【写真特集】悟飯の成長を振り返る いろいろあった 名場面を一挙公開
◇「待たせたな」 サイヤ人、フリーザ編の名場面
悟飯は4歳の時、ピッコロと出会う。ピッコロは今でこそ悟空の大事な仲間として知られているが、そもそも地球を恐怖のどん底に陥れたピッコロ大魔王の分身で、この頃は悟空を倒すために修行していた。悟空の兄・ラディッツを迎え撃つために、悟空たちと手を組むことになる。敵だった悟空とピッコロが共闘する展開に胸が熱くなるファンも多かったはずだ。
ラディッツとの戦いで、悟空は命を落とし、残されたピッコロは、悟飯の才能を見込んで、修行をつけることになる。ここで悟飯とピッコロの師弟関係が始まる。悟飯は、大魔王のピッコロを恐れていたが、修行の中で師匠の厳しさ、優しさに触れ、心を開いていく。ピッコロも弟子に特別な思いを抱く。ちなみに、ピッコロは、悟飯に対して「立派な魔族にしてやる」とも言っていたのだが……。
やがてサイヤ人のベジータとナッパが地球に攻め込んでくる。悟飯がナッパにやられそうになった時、ピッコロが身をていして悟飯を守る。フリーザ編では、悟飯たちがピンチの際、ピッコロが現れる。悟飯は「ピッコロさん!」と喜び、ピッコロは「待たせたな」とつぶやく。どちらも名場面だ。
◇親子のような関係? 悟飯が再びピッコロの衣装を
セル編の二人の関係も印象的だ。セルとの戦いに挑む悟飯は、ピッコロに「ピッコロさん、僕も新しい服がほしいです。ピッコロさんの服を」とおねだり。セルとの戦いで、悟空は、悟飯の怒りを引きだそうとするが、ピッコロは「悟空……きさまは間違っている! 悟飯はきさまのように戦いは好きじゃないんだ……!!」と語る。悟飯の父は悟空だが、悟飯とピッコロが親子のような関係になっていることがうかがえる。