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菅首相の「学歴は関係ない」が話題に。ではなぜ世間は「学歴」を求めるのか?

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LIMO

現在、横浜市議を務める遊佐大輔氏が、かつて菅首相の秘書になるときの会話がツイッターなどで話題になっています。 「私は高卒ですが、それでも大丈夫ですか?」と遊佐氏が尋ねると、菅首相は「過去の学歴は関係ない。あるのは、いまと未来だ。一生懸命頑張れ」と。 「地盤(ジバン)」「看板(カンバン)」「鞄(カバン)」がなかった菅首相らしい言葉です。菅首相の経歴については報道のとおりで、叩き上げの苦労人であることは間違いありませんから、「学歴は関係ない」発言には説得力があります。そこで、今回は「学歴」について考えて見たいと思います。

なぜ「学歴」を求めるのか

「学歴は関係ない」・・・この言葉は、学歴がなくてもそれなりの地位に就いた人が語る場合、あるいは学歴があっても学歴では測れないもの(人間性など)を持ち合わせていない人を揶揄する場合に使われるように思います。それではいったい「学歴」とは何なのでしょうか。 学歴とは「初等,中等,高等の教育段階のうちどの段階を修了したか」を示すとともに,「各段階の学校自体の格差や序列のなかでどの程度の学校を出たか」を指す概念ですが、特に後者の意味で使われる場合が多いでしょう。 では、皆どうして学歴を求めるのでしょうか。一般に高学歴ほど高い職務,地位,所得をもたらすと言われ,序列の高い学校への入学には熾烈な競争があります。 しかし、少子化時代とはいえ大学数が増え、大学への進学率が高まるという国民全般の高学歴化に伴って、学歴は一定の能力水準と対応しなくなりました。また、長く続いたデフレや就職氷河期などの時代を経た今では、必ずしも高学歴イコール高地位、高所得とは限らないことも事実です。 いずれにしても「学歴」は単なるランドセル・レッテルに過ぎないのです。たとえ最高学府と言われる東大のランドセルを背負っていても、中が空っぽでは意味がありません。しっかり中身のある重いランドセルにする必要があります。

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