ドライフラワーの作り方&オススメの花5選!オシャレに楽しめる飾り方も紹介
プレゼントでもらった切り花やお庭で大切に育てた花を、長く楽しみたいと思うことは少なくないはず。そんなときはドライフラワーにしてしまいましょう。 シックな風合いがステキ!おしゃれなドライフラワーの写真 花屋や雑貨店などで売られているドライフラワーですが、実は自宅でもカンタンに作ることができます。 今回はドライフラワーの作り方、ドライフラワーにおすすめの花や葉、暮らしをおしゃれで豊かにするドライフラワーの飾り方を紹介します。
ドライフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方には、いくつかの方法があります。今回は代表的な方法を紹介します。 ハンギング法 その名の通り、花を逆さに吊るして乾燥させてドライフラワーを作る方法です。茎を麻紐などで縛り、フックや物干し等に吊るします。風通しがよく、日の当たらない場所でおこないましょう。 余分な葉を取り除いたあと1輪ずつ分けて吊るし、約1~2週間ほどでドライフラワーが完成します。ハンギング法は最も手軽かつポピュラーな方法で、多くの花はこの方法でドライフラワーにできます。 メリット ハンギング法は逆さに吊るすことと重力の作用もあり、花が自然な形に仕上がります。また、なんといっても手軽さが大きなポイントです。 デメリット 出来上がりが湿度に左右されるため、梅雨時のじめじめした環境ではカビになったり湿気たりする可能性もあります。また、色がくすむという点も挙げられますが、アンティークなくすみカラーにしたい場合は問題ないでしょう。 ドライインウォーター法 花を1~5センチほどの高さの少量の水に生けたまま自然乾燥させてドライフラワーを作る、ドライインウォーター法。室内の風通しのよい場所に置いて行います。 花の水分を少しずつ蒸発させてだんだんドライにしていく方法です。花を逆さにしなくてもよいので、丸い形やふんわり感をそのまま残したいときに適しています。 メリット 花瓶に入れたままドライフラワーにできるのが1つのメリットです。花を長く花瓶で観賞したい人にはおすすめ。 デメリット 完成までに1~2週間と時間がかかるので、色が悪くなることも。また、花首が垂れ下がった形になりやすいので、難易度が高い方法です。 シリカゲル法 花を花首下2センチほどでカットし、乾燥材シリカゲルを敷いたタッパーや瓶などの容器に置き、さらに上からシリカゲルをかけて埋めることで花の水分を乾燥させます。1週間ほどで完成です。 立体的な花よりも、ビオラやクレマチスなど平面的な造形の花やカスミソウなどの小さな花に向いています。 どうしても茎を切る必要があるため、ハーバリウムやキャンドル、アクセサリーなどに使うドライフラワーを作るときはシリカゲル法です。 メリット 花の色が綺麗に残りやすいことが最大のメリットです。平面的な造形な花の場合は、形も崩れずに仕上がります。 デメリット 花びらの多い立体的な花などの場合は、どうしても形が崩れてしまいます。また、大量のシリカゲルを使用するためコストがかかるのも難点。