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西勇輝が阪神移籍2年連続10勝「未知数だった」

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日刊スポーツ

<阪神5-0ヤクルト>◇16日◇甲子園 あっぱれ! 阪神西勇輝投手(29)が3年連続7度目となる10勝目を挙げた。雨に打たれながらも8回5安打無失点、121球の熱投。阪神に移籍後2年連続2桁勝利は80年小林繁以来、4人目の偉業だ。チームは中日に3連戦3連敗を喫して迎えた移動試合。「名古屋で苦しいゲームが続いていたので、何とか強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」と重苦しいムードを振り払った。 【写真】勝利投手の西勇輝とタッチを交わす矢野耀大監督 最大のピンチも動じなかった。7回は先頭村上の四球から1死満塁としたが、8番西浦を外角スライダーで三塁併殺。「いつも通りですし、何も変わることなく淡々と自分の中で決め事を決めて投げていました」とサラリ。24個のアウトのうち15個がゴロアウトとテンポよく攻撃のリズムを作った。 18歳でプロの世界に飛び込み、1個ずつ引き出しを増やしてきた。1年目はクイック、けん制の練習に明け暮れた。次はスライダーの2種類目、そして3種類目、チェンジアップ、それからカーブ覚えた。「スキルは練習すれば必ずついていく。ただ、いきなりハイレベルにはならない」。ロールプレイングゲームのように武器を手に入れ、今の地位を確立した。 オフのハワイ自主トレ。「今年は今年で引き出しがある。今はその引き出しを練習している感じ。それは瞬発系にすごく関係あるから」と声を潜めた。詳細は企業秘密だが、筋トレや短距離走などの無酸素運動で瞬発的に大きな力を出す速筋を重点的に強化した。 「試合数が少ない中でどれだけ勝てるか、本当に未知数だった。1試合1試合積み重ねて無事2桁勝利行くことができて良かった」。今季は開幕から18試合に登板して16度目のクオリティースタート(先発投手が6回以上を投げて自責点3以下)を記録。132投球回は独走状態。これほど頼もしい男はいない。

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