【MEGUMIさん×専門医対談!】ゆらぐ40代が知っておくべき、食事法と栄養素の真実とは?|STORY
女優・タレントとして、多くの女性から支持を集める42歳のMEGUMIさん。映画やテレビでの活躍はもちろん、美容と健康を大切にするそのライフスタイルは、STORY読者にも多い「ゆらぎ世代」の代表的存在として注目されています。今回は前々から興味を持っていた、あらゆる最新のエビデンスをもとに予防医療を提唱する医師・道下将太郎先生との対談が実現。日々の食生活で感じる悩みや、年齢と共に変わる体への向き合い方について、道下先生に率直に質問しながら、MEGUMIさんが実践している心と体の整え方に迫ります。今回のテーマは目から鱗な「食事」です。 【写真あり】MEGUMIさんとイケメン医師との予防医学対談の全貌
食べる? 食べない? ゆらぎ世代の正しい食習慣とダイエットとは
MEGUMIさん(以下敬称略) 道下先生、お会いできて本当に嬉しいです。道下先生が発信されている情報を目にしてから、ずっとお話をお聞きしてみたかったんです。 道下先生(以下敬称略) ありがとうございます。僕も、美容と健康のリテラシーが高いMEGUMIさんとお話してみたかったので光栄です。今日はSTORY読者のみなさんにも多い「ゆらぎ世代」に向けたお話ができればと思います。 MEGUMI まわりのゆらぎ世代からも色んな悩みを耳にします。 道下 まず今回は、ゆらぎ世代の「食事」にピンポイントでフォーカスを当てて話を進めたいと思います。まず、MEGUMIさんは食事にすごくこだわっているようですね? MEGUMI そうですね。私はこれまで色々な方法を試してきましたが、最近調子が良いなぁと思うことは、半年に一回くらいは「若玄米」と具だくさんのお味噌汁を10日間ひたすら食べ続けること。しっかり咀嚼することによって、最初は頭痛や体のだるさなどが出ますが、それが過ぎると頭痛、肩凝り首凝りや腰痛も全部取れてマインドもすっきりして、体重も2キロほど減って、ウエストも5cmほど細くなります。いわば「体の掃除」といった感じですね。私はよく海外に行くので、生活リズムが不規則で便秘に悩むことも多いのですが、その玄米を食べることによってお通じが良くなるので、最近では玄米を炊いて現場に持って行き、おかずだけもらって、玄米と一緒に食べるという生活に今は落ち着いています。 道下 では半年に一度、10日間くらい期間を設けて、ちょっとしたクレンジングやファスティングのようなことをされているんですね? MEGUMI はい。以前はジュースクレンズも試しましたが、私はすごい思考するタイプだからなのか気持ち悪くなっちゃって、ふらふらになって手とか震えるタイプだったんですよ。それが向いている人だったら良いのですけど、自分みたいなタイプは“食べながら出す”今の方法が一番合っていると感じています。 道下 まさにファスティングに関して、色々な情報が出ているじゃないですか。そもそもファスティングはなんでやるの? とか。あとは最近では1日16時間あけるオートファジーも話題になっていますが、どう思いますか? MEGUMI いや~、んー、私は、別にって感じです(笑) 道下 なるほど。オートファジーについても論文を調べましたが、実はまだエビデンスレベルはとても低いです。人間の体は飢餓状態になると細胞がエネルギーを作り出すことでパワーが出てリフレッシュされるという理論なのですが、ショウジョウバエやラットで実証実験が行われていて、まだ人間に対しては十分なデータが出ていません。なので、ものすごく情報としては弱くて、空腹状態が人間に合うとは言えません。海外ですと、ファスティングとか1日16時間ダイエットの期間が4週間以上と長期的になると代謝が落ちてしまう「クラッシュダイエット」になる可能性が高いといわれています。代謝が低燃費モードになってしまって、車に例えると〈車にちょっとしかガソリンをいれていないのに、ものすごくアクセルを踏む。最初はスピードが出るのに、ものすごく負担がかかる〉ということなんです。なので、MEGUMIさんのように食べながら行うファスティングの方が、善玉菌もちゃんと育ってくれて、腸内環境にも良いと考えているので、お話をお聞きしてさすがだなぁと思いました。