地元食材のおいしさを一杯に 「ラーメンと丼ぶりの店 にしき」<岩手・西和賀町>
大きなワラ人形が目印の、岩手県西和賀町「結ハウス」の向かいに、2022年3月オープンした「ラーメンと丼ぶりの店にしき」。 調理担当 佐藤貴志さん 「西和賀町の『とうふや源助』のもめん豆腐を使用している。にんにく、しょうが、麻辣醤とかいろいろ入っている」 5月16日、新メニューがお目見えした。 地元の豆腐店のもめん豆腐を活かしたどんぶり、麻婆豆腐丼。 白髪ネギとチューシャーをのせたメニューは、スパイシーな香りが食欲をそそる本格派の味わい。 西和賀産業公社「道の駅錦秋湖」店長 増岡幸樹さん 「国道107号線が全面通行止めで、道の駅錦秋湖が運営できない状態。このままではいけない。私たち道の駅スタッフも元気でやっているというメッセージも込めて、期間限定で道の駅の代替店という形でオープンした。キッチンカーで昨年1年いろいろな場所に行って、お客さんから再開のめどを聞かれたりして、私たちもモチベーションが切れることなく、なんとかこのピンチをチャンスに変えて乗り切ろうとおもっている」 2枚看板のラーメンを紹介。 調理担当 佐藤貴志さん 「これは(町内産)南部かしわからだしを取ったスープ。あと野菜とか、三陸産のコンブを入れて4時間くらい煮込んでいる。やっぱりコクとか、うま味とかが強い」 醤油だれに、自慢のスープを合わせて具だくさんに盛りつける。 ふくよかな香りの醤油ラーメンは、深いコクと旨さが体に染み渡ってくる。 チャーシューは地鶏の南部かしわ。じっくり味わいたくなる一杯。 ラーメンと合わせていただきたい丼・西ワラビ丼が、23日からはじまった。 西和賀の特産品・西ワラビを使っている。 調理担当 佐藤貴志さん 「ワラビをたたいて味付けしたもの。すごいワラビの粘りが特徴の丼」 醤油ラーメンとのセットがお得。 シラスの上に、とろっとしたワラビ、ナガイモなどをトッピング。さらには、ホタテ、アボカド、サーモンを添えた。西和賀ならではの味わいだ。 道の駅から引き継いだ味もある。 湯田ダムカレーパンは、道の駅で提供していた湯田ダムカレーを使い、キッチンカーで売っていたものをバージョンアップした。注文を受けてから揚げてくれる。 直径11センチほどでボリューム満点のカレーパンは、外はカリカリ、中はもちもち。タマネギが溶け込んだルーと、煮込んだ国産の黒毛和牛を合わせた。 西和賀産業公社「道の駅錦秋湖」店長 増岡幸樹さん 「道の駅錦秋湖プロデュースの店なので、ここを拠点に町全体を活性化していただけたら」
岩手めんこいテレビ