ラーメン屋の「ライスおかわり無料」って、実際いくらまで食べて大丈夫ですか? かなり大食いなのですが、3杯以上はさすがに食べすぎでしょうか…?
ラーメン屋でたびたび見かける「ライスおかわり無料」は、食べ盛りの若者や大食いの人にとって魅力的なサービスです。しかし、どれぐらいまでおかわりできるのか、マナーとして気になるところですよね。 店主とお客、双方が気持ちよくいられるようにおかわりの回数や量について考慮するべきポイントを整理してみましょう。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
ライスの原価はいくら?
使用する食材などにより前後はありますが、1杯1000円のラーメンの原価はおよそ200~300円程度で、お茶碗1杯のライスの原価は20~30円程度と言われています。仮にライスを3杯おかわりしても追加のコストは100円程度であり、材料費としてはそれほど大きな負担ではないと考えられます。 しかし原価だけではなく他の要素も考慮しなくてはなりません。 例えばライスを提供するまでに、お米の計量・研ぎ・浸水・炊飯・蒸らしなどの工程があるため手間がかかり、想定外のスピードでライスがなくなれば、追加で用意せねばならず厨房のオペレーションに負担がかかる可能性があります。 また、自身の大量のおかわりのせいで他の客へのライスの提供ができなくならないよう、配慮することも大切です。
お店のルールと雰囲気を尊重する
「ライスおかわり自由」と言っても、店ごとにルールが異なります。中には「何杯でもご自由にどうぞ」と歓迎する店もあれば、「常識の範囲内でお願いします」と暗に制限を設けている店もあるでしょう。 特に小規模な店舗ではライスの量に限りがあることもあるので、前述したように過度なおかわりは他の客への提供に影響が出る可能性があるということを考慮しましょう。店の雰囲気や他の客の様子を見ながら、複数回おかわりする際は店員に一声かけるのも良いですね。
ライスおかわり自由でも、配慮は必要
その店舗に頻繁に通う予定があるなら、ライスのおかわりは適度な量にとどめるのが賢明です。とはいえ2~3杯であれば、そこまで非常識な量ではないでしょう。迷惑客として店に悪印象を抱かれたくないのであれば、節度を持った食べ方が重要です。 例えばラーメンは早々に食べ終わっているのに、いつまでもライスをおかわりし続けるといった行動は控えましょう。 もしライスをたくさんおかわりしたのであれば、ラーメンを大盛りにしたり、追加トッピングやサイドメニューを注文したりするのも良いのではないでしょうか。
まとめ
ラーメン屋での「ライスおかわり自由」は、2~3杯程度なら非常識とはならないでしょう。 店の方針や雰囲気、他の客の様子をふまえてマナーを守りながらおかわりを楽しむことが大切です。無料サービスに甘えすぎず、お店との良好な関係を築き、楽しい食事のひとときを過ごしましょう。 執筆者:本条アカネ FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部
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