アーセナルvsリヴァプールについて知っておきたい7つのこと
3日に行われるプレミアリーグ第30節では、アーセナルが本拠地『エミレーツ・スタジアム』にリヴァプールを迎える。 開幕から29試合を戦い終えて、リヴァプールは勝ち点「46」の7位、アーセナルは勝ち点「42」の9位となっている。勝ち点「51」で4位につけるチェルシーとの差を考えると、これ以上勝ち点を落とすわけにはいかないだろう。さらに来週には、ヨーロッパリーグ(EL)とチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝が控えており、シーズンの山場へと突入する。 スペクタクルな戦いを繰り広げてきた両チームだけに、今回も激闘必至。この大一番について知っておきたい7つのトピックを紹介する。 [写真]=Getty Images
■今季4度目の対戦
アーセナルとリヴァプールが顔を合わせるのは今季4度目となる。昨年8月に行われたコミュニティー・シールドで対戦して以降、プレミアリーグとカラバオ・カップ4回戦でも激突。リーグ戦ではリヴァプールが逆転勝利を収めたものの、コミュニティー・シルドとカラバオ・カップではPK戦に突入する激闘を演じ、どちらも5-4で制したアーセナルが勝利を手にした。なお、リヴァプールは今季のアーセナル戦3試合で52本のシュートを放つ一方、アーセナルのシュート数は18本に留まる。昨年10月以来の対戦となる今回のゲームを制するのは、果たしてどちらだろうか。
■プレミア“最多得点”のカード
「アーセナル対リヴァプール(リヴァプール対アーセナルも含む)」は、プレミアリーグで最も多くのゴールが生まれているカードだ。過去57試合で、アーセナルは72得点、リヴァプール94得点、合わせて166回もネットを揺らしている。最後にスコアレスドローに終わったのは、ユルゲン・クロップ監督が就任する前の2015年8月のこと。以後、10戦連続でゴールが生まれており、そのうち8試合で4ゴール以上が飛び交っている。またプレミア史上、ハットトリック数が最も多いのもこのカードだ。リヴァプールが5-1で勝利した2018年12月には、ロベルト・フィルミーノがハットトリックを達成。それを含めて、過去に6度のハットトリックが記録されている。互いの“らしさ”が発揮されれば、恒例の打ち合いが見られるはずだ。