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長谷川新キュレーションの展覧会シリーズ「約束の凝集」がgallery αMで開催へ。休廊中の準備期間も様々な企画を展開

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美術手帖

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在臨時休廊中のgallery αM 。毎年4月から約1年にわたって新しいゲストキュレーターによる企画を行ってきた同ギャラリーだが、来年度はその選出を行わないことを決定。今年度中の開催を予定していた「約束の凝集」と「わたしの穴 美術の穴」の会期を縮小せず、来年度にかけて完全なかたちで行うという。  「約束の凝集」は長谷川新をゲストキュレーターに迎えた展覧会シリーズで、参加作家は曽根裕、永田康祐、黑田菜月、荒木悠、高橋大輔の5名。  曽根裕は1965年生まれ。中国、メキシコ、ベルギーで活動を行い、彫刻とそれを用いたパフォーマンス、記録としてのヴィデオを組み合わせた作品で知られている。永田康祐は1990年生まれ。社会制度やメディア技術、知覚システムに着目し、あるものを他のものから区別するプロセスに伴う曖昧さを扱った作品を制作。曽根と永田のふたりは、本展を機にユニット「四半世紀」を軸としたスタジオ四半世紀を結成した。  黑田菜月は1988年生まれ。写真を主なメディアとして扱い、2013年には第8回写真「1_WALL」でグランプリを受賞した。荒木悠は1985年生まれ。再演・再現・再解釈といった手法を軸に、ある事象や文化的象徴の真正性を問う映像インスタレーションを展開している。  そして高橋大輔は1980年生まれ。完成予想を設定せず、一般的な油絵の概念を超えた厚塗りの絵画を制作する。2016年には埼玉県立近代美術館の企画展「迫り出す身体」で、約70点を超える新作をインスタレーションとして展開。近年は日本の洋画、日本画、書にもアプローチを見せる。  準備期間中にも様々な企画を展開予定だという本展。これまでに、ユニット「四半世紀」による映像作品《The Light(Washinoyama 4-5th of March 2020)》の公開(YouTube)や、長谷川によるラジオ配信「長谷川新のHalfway Happy」(月2回配信)などが行われている。  またその後は、αMプロジェクトの企画による展覧会「αM+」の第2弾として「わたしの穴 美術の穴」が開催。「わたしの穴 美術の穴」は、石井友人・高石晃を主要メンバーとするリサーチベースの自主企画展シリーズ。メンバーはこれまで榎倉康二らによる野外展「スペース戸塚 ʼ70」(1970)をリサーチの主な対象とし、2015年から各地で展覧会を開催してきた。  今回はこれまでの検証を踏まえ、より大きな時空間のなかで「穴」を捉え直すため、規定のメンバーに限らないアーティストやリサーチャーとの共同作業を予定。構造の異なる複数の穴が交錯する、多孔空間の出現を目標とする。

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