「セクシー女優ら35人が香港で逮捕」元セクシー女優が暴露する“海外出稼ぎの闇”
元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半で引退を決意し、ライターへ転向。現在は鳥越アズーリFM「たかなし亜妖のモザイクストリート」で冠番組を持つなど、メディア出演も積極的に行っている。 ⇒【写真】元セクシー女優で、現在はフリーライターの「たかなし亜妖」
海外出稼ぎスポットでセクシー女優などが逮捕
先日、香港でセクシー女優ら35人の日本人が逮捕された。原因は「売春に関与」なんて書かれているけど、要するに最近ウワサの海外出稼ぎがお国にバレたということだ。 香港やマカオは鉄板エリアの一つで、出稼ぎがメジャー化する以前からこの手の界隈では有名だった。昔はアメリカや韓国へ飛ぶ女性は少なく、「出稼ぎと言えばココ」みたいな感じだったのである。 海外出稼ぎ勢にとって、もっとも身近なところで警察沙汰が起きれば、震撼が走るのは当然のことだろう。ニュースを見て驚く人も多く、渡航を控えていた女性が急遽キャンセルを申し出たという話も聞いた。 あくまで筆者個人の意見に過ぎないが、海外出稼ぎの定番である土地に目をつけられると「来るところまで来た」ような気がする。ここ最近、他国の摘発や逮捕も相次いだが、回りくどさが否めなかったからだ。 香港での一斉逮捕は「なぜ、もっともホットなスポットに突っ込んでいかないのだろう」と疑問に思っていた矢先のことなので、あまりのタイミングの良さにはゾッとしてしまう。 前々から香港やマカオ周辺は夜遊びができる場所として知られ、決してマイナーな地域ではない。そこが遂に明るみになったのだから、いよいよ本格的にマズイ問題として扱われるようになったのだろう。
「自分は大丈夫」と甘く考えている女性が多数
働きに行く日本人が全て悪いといった話ではないけれど、労働を希望する人口が増えているのは違法な商売を助長させるのと同じだ。“加担”と言ってしまえば、もうそれまでの話でしかない。 この手の商売の根絶は難しく、仮に店を潰したとしても、ほとぼりが覚めた頃に形態を変えて復活するのがオチ。イタチごっこ状態はいつまでも続くけれど、一度目をつけられたら何もかもが昔と同じままではなくなるかもしれない。 海外出稼ぎに行くほとんどの人が「自分は大丈夫」と思ってしまうが、甘く考えていれば今度こそ痛い目に遭うかもしれない。テッパンと呼ばれる地域にまでガサが入るという現実を、出稼ぎ希望者はもっと深刻に捉えるべきである。