「偉大な投手2人の対戦!」Wソックス記者も大谷先発登板のシリーズ3戦目の好勝負を予想!「ベストゲームになることが約束されている」
現地時間6月27日、ロサンゼルス・エンジェルスはシカゴ・ホワイトソックスを本拠地に迎えた3連戦の初戦を4対3で飾った。「3番・DH」として出場した大谷翔平は2試合ぶりに安打を放ち、3打数1安打で、盗塁も見事に決めた。 【動画】メジャー自己最多の13奪三振! ガッツポーズも飛び出した大谷の投球シーンをチェック エンジェスは前回のカードのシアトル・マリナーズ3戦で、1勝2敗と負け越し、アメリカンリーグ西地区3位へ順位を落としたばかりだったので、この勝利は非常に大きなものとなった。 一方、ホワイトソックスも前回ボルチモア・オリオールズとの4連戦で1勝しかできず、ミネソタ・ツインズやクリーブランド・ガーディアンズに近くためには今回は落とせない試合だった。 米メディア『FanSided』でホワイトソックスの記事を担当しているブライアン・ディーツラー記者は「エンジェルスはマイク・トラウトやショウヘイ・オオタニというスーパースターがいるにもかかわらず、勝てるチームだということは良いニュースである」と書いていたが、今回そのエンジェルスに負けを喫して、一気に苦しい立場に陥った。 28日に行われる第2戦のホワイトソックスの先発はジョニー・クエトで、エンジェルスは未定となっている。クエトは1勝4敗、防御率3.19、40奪三振の成績で登場する。クエトは最近非常に好調で、彼がエンジェルスの大型打線を封じることができるかどうかが、勝利の鍵となる。 そして、3日目はホワイトソックス右腕マイケル・コーペックが大谷翔平と対戦することになる。同記者は「この試合は、2人の偉大な投手が互いに対戦するため、このシリーズのベストゲームになることが約束されている」と述べている。 コペックは今季2勝4敗という成績で試合に臨む。防御率は2.59、57個の三振を奪っている。一方の大谷は6勝4敗、防御率2.90、90奪三振の成績で試合に臨む。同記者は「おそらく、2人が降板するまではロースコアのゲームが続き、その後ヒートアップしていくだろう」と予想している。 ホワイトソックスもエンジェルスも負けられないこのシリーズ3連戦。このシリーズを制したチームは、今後の展開に有利になることは間違いない。 ファンやメディアにとって、残り2戦は大注目の見応えのある試合となりそうだ。 構成●THE DIGEST編集部