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米軍、民間港の伊江港を連日使用 揚陸艇が入港「地位協定に従った」

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琉球新報

 【伊江】伊江村の伊江港に22日午前11時ごろ、米陸軍汎用(はんよう)揚陸艇1隻が入港した。21日に続き2日連続で米軍が同港を使用した。在沖米海兵隊は「日米地位協定に従って使用した」としており、県と事前調整したことなども説明した。米軍による2日連続の民間港使用に、地元からは詳細な情報提供を求める声が出ている。  米海兵隊は訓練の一環として21、22の両日に、那覇軍港から伊江港に人員や機材などを海上輸送した。陸軍の揚陸艇を使用したとみられる。海兵隊は出入港の時間や搬入・搬出物、今後の使用予定などは明らかにしていない。伊江港の使用は県と事前調整したといい「港を安全かつ通常使用を停止せずに使用するため、県と全面的に調整・協力した」と強調した。  伊江港の米軍船舶の使用は2016年以来となる。関係者によると21日と22日は当日朝に米軍の港使用の申請が村になされたという。  村議会の渡久地政雄議長は「フェリーの運航に影響が出ないか心配だ。(物資などの)引き上げ時期など、村や村議会に事前に情報提供してほしい」と求めた。  沖縄国際大学の野添文彬准教授(国際政治学)は、離島を占拠して補給や攻撃の臨時拠点にする「遠征前方基地作戦」(EABO)の訓練場所として米軍が伊江島を重視している現状を指摘。「(米軍補助飛行場内で)滑走路改修の動きなどもあり、伊江島の動きは注目していかなければならない」と述べた。  米軍はこれまで伊江港など県内4カ所の民間港を使用した。昨年9月、米軍は本部港に船舶を持ち込んで使用しようとしたが、市民や港湾労働者らに阻止され、断念した経緯もある。

琉球新報社

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