【前半速報】互いに堅守を崩しきれず…関西勢対決の天皇杯決勝、G大阪vs神戸はゴールレスで後半へ
23日、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会決勝のガンバ大阪vsヴィッセル神戸が国立競技場で行われている。 天皇杯決勝 試合日程・キックオフ時間・放送予定 104回目を迎えた同大会の決勝戦は、1953年度大会で全関学と大阪クラブが対戦して以来となる71年ぶりの関西勢対決に。 4年ぶりの決勝進出を果たし、2015年度以来の優勝を目指すガンバ大阪は、主将の宇佐美貴史が負傷によりメンバー外。中谷進之介、倉田秋、坂本一彩らが先発した。一方、初優勝を飾った2019年度以来となる5大会ぶり決勝進出を果たし、国内2冠の可能性を残すヴィッセル神戸は、酒井高徳、大迫勇也らがスタメン入り。また、古巣戦となる初瀬亮と井手口陽介も先発のピッチに立った。 今季の明治安田J1リーグでの対戦成績は、G大阪が1勝1分け。そんな関西ダービーによるファイナルで最初にチャンスを作ったのはそのG大阪。9分、ボックス左手前の山田康太からのクロスをダワンがヘディングシュート。GK前川黛也に弾かれると、こぼれ球に反応した山下が浮き球で折り返し、再びダワンが頭で合わせる。しかし、今度は枠を捉えきれなかった。 前半立ち上がりを過ぎると、神戸も応戦。18分には右サイドの武藤がゴール前右にスルーパスを送り、宮代大聖が巧みな抜け出しを見せたが、惜しくも届かず。GK一森純にブロックされた。 前半半ば以降、互いに幾度かゴールに迫るものの、堅守が持ち味の両軍ともに決定機らしい決定機を創出できず、ゴールレスで試合を折り返している。