【府中牝馬S・耳より】マスクトディーヴァ大目標へ向け調子は上々「次につながる競馬ができたら」
[GⅡ府中牝馬ステークス=2024年10月14日(月曜)3歳上・牝、東京競馬場・芝1800メートル] マスクトディーヴァ(牝4・辻野)は前走・GⅠヴィクトリアマイルで1番人気に支持されるも、最後の直線で不利を受けて3着にとどまった。2日に栗東ウッドで敢行された1週前追い切りでは、新コンビを組む川田を背に6ハロン83・6ー11・5秒を計時。馬なりでエアサンサーラ(古馬1勝クラス)を内0秒5追走して0秒4先着、フェルンマンボ(古馬1勝クラス)を内1秒0追走して0秒4先着する好内容を披露した。 担当の黒川助手によると「(川田が)『いい馬ですね』と褒めてくれた。感触は良かったみたいです」とのこと。約5か月の休養を挟んでの実戦。バランスが前肢に偏った動きから休み明け感は残るものの、コンディションは徐々に上がってきている。 今秋の大目標は同レース1着馬に優先出走権が与えられるGⅠエリザベス女王杯。今回は先を見据えてのレースとなるが、〈4・1・1・2〉という戦績を誇るだけに、有力候補の1頭であることは明らかだ。同助手は「次につながる競馬ができたら」と力を込めた。
東スポ競馬編集部