中日を自由契約のライデル・マルティネスは2年総額24億円で「巨人との契約を最終調整中」現地記者報道
中日を自由契約となったライデル・マルティネス投手(28)について、巨人と2年総額1600万ドル(約24億円)で契約の最終調整に入ったと9日(日本時間10日)、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が自身のX(旧ツイッター)で報じた。 【写真】金髪にサングラス、金のネックレスと私服で離日するライデル・マルティネス ロメロ記者は「キューバのスタークローザー右腕、ライデル・マルティネスが巨人との契約を最終調整中。2年総額1600万ドル」と投稿した。 キューバ出身のマルティネスは17年に育成選手として中日に加入。20年からは守護神を務め、22、24年に2度の最多セーブに輝き日本球界屈指のクローザーへ成長した。今季は60試合で2勝3敗、セ・リーグの外国人記録を更新する43セーブを挙げ、防御率1・09。中日は今季の年俸2億円から数倍増の複数年契約を既に提示し、残留交渉を進めたが保留選手名簿提出までにまとまらず、2日に自由契約選手として公示されていた。DeNAも総額10億円規模を超える破格条件を準備。争奪戦となっていた。 ロメロ記者はこれまでにも多くのキューバ出身選手の情報を投稿している。