『海に眠るダイヤモンド』　©TBSスパークル／TBS

　TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』に出演している清水尋也のコメントが公開された。 【写真】色気がある賢将（清水尋也）のワンシーン 　本作は、昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京が舞台となる。 　一人二役で主演を務めるのは、民放連続ドラマ主演は2011年放送の『11人もいる！』（テレビ朝日系）以来13年ぶりとなる神木隆之介。脚本に野木亜紀子、監督に塚原あゆ子、プロデューサーに新井順子と、『アンナチュラル』（TBS系）、『MIU404』（TBS系）、映画『ラストマイル』を生み出してきたチームが再集結した。 　清水が演じるのは、主人公・鉄平（神木隆之介）の幼なじみ・賢将。賢将は鷹羽鉱業の幹部職員の息子で、小学生の頃に父の転勤をきっかけに端島にやってきた。温かな家庭で育った鉄平のことが羨ましく、時に劣等感を抱いている。 　清水は第4話までの反響について、「ありがたい事に沢山の方に反響を頂きました。考察を絡めた感想を送ってくださる方々も多く、皆様に楽しんで頂けてる事を実感しています。2話の朝子とのシーンでは、あれが賢将なりの精一杯の表現だと思うので、彼の不器用さや可愛らしさが伝われば良いなと思いながら演じました」と、これまで以上の反響を受けた心の内を語った。 　第5話では、賢将と辰雄（沢村一樹）の関係性や鷹羽鉱業の幹部職の息子として端島で育ってきた賢将の感情が大きく動くシーンも描かれる。その点に関しては、「強く感情を表に出すシーンは塩梅が難しく、沢山悩みました。賢将らしくない行動ながらも、それだけ自分でもどうしたら良いか分からない、心の張り詰めた状態を意識しました」と意気込みを述べた。 　また、第5話の台本を読んだときの思いについては、「いづみの正体、リナと進平の関係性など、物語が動き出したなという印象でした。賢将の葛藤や父親との関係などにもフィーチャーしていく回なので、難しいなと思いつつも大切に演じたいなと思いました」とコメント。 　これまでの撮影現場を振り返り、「現場は皆さん素敵な方ばかりで、温かい雰囲気に包まれてます。役としても関わりが多い神木さんや土屋さんには、カメラの外でも沢山お話させて頂いたりして、日々勉強させて頂いてます」と充実した撮影期間になっていることを明かした清水。 　最後に視聴者に向けて、「賢将としては自分の立場故の葛藤や、自分自身の気持ちに向き合っていく話だと思います。物語全体は勿論、気丈に振る舞っていても、実は臆病でまだ幼い賢将が少しずつ成長していく姿にも注目して見て頂きたいです」と締めくくった。