三菱UFJ銀、電話認証での振込上限を1000万円から10万円に引き下げ インターネットバンキングの新セキュリティ対策で
三菱UFJ銀行は12月9日、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」のセキュリティ強化を発表した。フィッシング詐欺対策として、ワンタイムパスワード(アプリ)利用登録時の本人確認方法により、一部取引の取り扱いを変更する。
三菱UFJ銀行は12月9日、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」のセキュリティ強化を発表した。フィッシング詐欺対策として、ワンタイムパスワード(アプリ)利用登録時の本人確認方法により、一部取引の取り扱いを変更する。 1月からはペイジー決済も制限 具体的には電話(自動音声)による本人確認でワンタイムパスワード(アプリ)を登録した場合、1日の振込上限額を現行の1000万円から10万円に引き下げる。新しい制限は12月23日から実施予定。運転免許証やマイナンバーカード、設定用ハガキ、店頭での本人確認による登録の場合は、従来通り1日1000万円が上限となる。 2025年1月23日からは、ペイジー決済(一部の収納機関のみ)についても、同様の金額制限を開始。さらに同日より、電話による本人確認で登録したユーザーのみ、ネット経由での住所、連絡先変更手続きも不可能となる。 文● @sumire_kon