阪神・桐敷 実は今季0打席ですが…DeNA・宮崎の“首位打者バット”で打でも貢献誓う
今年から新たに「ミズノブランドアンバサダー」に就任した阪神・桐敷は、DeNA・宮崎モデルのバットで来季に臨むことを明かした。「本当にこれ記事にならないですけど」と苦笑いしつつ、17、23年首位打者の相棒に自身のハートを射抜かれた瞬間を克明に語った。 「いろいろ握っていて感覚というか、これいいな、これいいな、これもいいな…これが一番いいな!と」 新人だった22年に3打席、昨年6打席、そして今年は0打席…。勝ちパターンのリリーフという役割上、イニングをまたぐことも珍しく、打席が回ると、基本的に代打が送られる。だが万が一に備えるのもプロの大事な仕事。年に一度あるかないかの出番で快音を響かせるべく、ニューバットを数本発注した。 「でも、一番はグラブ。キャンプにしっかり、自分の手に合うように仕上げていくというところが一番」 昨年に引き続き、カブス・今永モデルを左手に携える。この日は憧れ続ける大リーガーとの初対面も果たした。投打の“相棒”とともに、飛躍の25年へ挑む。(八木 勇磨)