アプリを使い電柱の写真を撮影・投稿 福島市の福島一小児童「電柱聖戦」体験 配電設備の異常の有無を確認
福島市の福島一小の児童は22日、スマートフォンアプリを使って電柱を撮影し、配電設備に異常がないかを確認するイベント「電柱聖戦」を体験した。 東北電力ネットワークの主催。配電設備の維持管理に理解を深めてもらう狙いで、23日から25日まで市内で開催している「電柱聖戦」のPRを兼ねて企画した。 6年生13人が参加した。使用するインフラ情報投稿アプリ「TEKKON」の使用方法について説明を受けた後、学校周辺にある電柱の全体や根元、電柱番号を撮影した。高所や人が入れない場所で使われる小型無人機(ドローン)や、電線や変圧器などを点検に使われる高所作業車の乗車体験も行った。 参加した佐藤嘉人さんは「電柱は身の回りにたくさんあるので、アプリを使って探したい」と話した。 「電柱聖戦」は地域住民に電柱の写真を撮影、投稿してもらう市民参加型イベント。電柱の本数などに合わせて賞品と交換できる。作業員による電柱の巡視点検に代わる運用が可能かどうかの実証試験も兼ねて実施している。
(県北版)