バーレーン、来年3月インドネシア戦の会場変更を要求か…ATの長さに不満の相手サポから殺害予告
バーレーンサッカー協会(BFA)は16日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選に臨む同国代表がインドネシアの一部サポーターから殺害予告を受けたとして、来年3月に予定されているインドネシア代表戦の試合会場を同国以外の場所へ変更するよう求める声明を公式X上に掲載した。 バーレーン代表は、日本時間11日にホームで行われた第3節のインドネシア代表戦を2-2で終えた。同試合では後半アディショナルタイム90+9分にMFムハンマド・マルフーンが劇的な同点ゴールを挙げてバーレーン代表が土壇場で勝ち点1を獲得したが、試合後にはインドネシア代表関係者や同国サポーターからアディショナルタイムの時間の長さについて批判の声が挙がっていた。 BFAは公式X上で「ここ数日、インドネシアの一部サポーターがBFAおよびバーレーン代表選手に対して容認できない発言をしている」とし、殺害予告を受けたことを告発。「我々が受けた不快な発言はスポーツの規範から逸脱しており、このようなキャンペーンに対する深い不満を表明する」と非難した。 さらに、BFAはチームの安全を確保するべく、来年3月25日に予定されているインドネシア代表戦の試合会場についてインドネシア以外の国にすることを国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)に要求する予定であることを発表。「現在チームが晒されている潜在的なリスクの証人となり、今回のキャンペーンがサッカーの未来と互いを尊重するスポーツマンシップに基づく国際的で崇高な目標を歪めたことを示すつもりだ」と、断固たる決意を明らかにした。
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