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ハミルトン、グロージャンの”反人種差別”への想いに感謝

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motorsport.com 日本版

 第3戦ハンガリーGPの際、メルセデスのルイス・ハミルトンは、レーススタート前にドライバーが反人種差別を訴える際の行動がバラバラだったとして、不満を表明した。数人のドライバーは片膝をついたものの、これと同じ姿勢を取らなかったドライバーも多くいた。さらに、このセレモニーに遅れたドライバーもいた。 【動画】2020F1イギリスGP予選ハイライト  ハミミルトンはその後、GPDA(グランプリ・ドライバーズ協会)会長のロマン・グロージャン(ハース)が、「シーズン開幕戦であるオーストリアGPでそれをやった。だから、それで終わりだ」と発言したと語った。  グロージャンはイギリスGPを前にハミルトンに電話をかけ、45分間にわたって話し合ったという。そしてグロージャンは、抗議行動を続けることに不満を感じているGPDAメンバーの意見を表明するのは、「おそらく間違ったやり方だった」と明かしている。  シルバーストンで行なわれた公式記者会見に、グロージャンのコメントについて尋ねられたハミルトンは、次のように語った。 「僕はそれを知らなかった。でも、僕らがその後でした会話と、その会話への彼のアプローチの仕方について、感銘を受けた」 「彼は元々、前回のレースの後で話をするために、連絡を取ってきた。だから僕は彼に電話をかけ、この素晴らしい会話をしたんだ」 「僕らふたりにとっては非常に有益なモノだった。実際には、思っていた以上に共通点があるということが分かったんだ」 「彼は思いやりのある人だった。だから、彼がそう言ったと聞いて……自分が間違っていると認めるのは、簡単なことじゃない。それは、素晴らしい1歩だ」 「でも電話を切った時には、僕らは団結し、同じ目標に向けて努力していることを理解し合っていた。だから、ロマンには本当に感謝している」 「そしてこういうことが、僕らみんながやらなければいけないことだ。心を開いて、バリアを排除して、そして問題があったことを認めるんだ」 「でも時には最初のステップが重要であり、その後でそれをより良くするためにどうするか、それに取り組んでいくんだ」  ルノーのダニエル・リカルドは、人種差別に反対するための行動を、ドライバーたちは少なくとも今シーズン中は継続していかなければいけないと語った。 「なぜなら、それは進行中のことだからね」 「1週間だけをハイライトとして、それを忘れるわけにはいかない。だからこれを続けていくべきだと、100%考えているよ」  レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、最初の3レースで膝をつく行為を行なわなかったドライバーのひとりだ。そのフェルスタッペンは、今後膝をつくことがあるかと尋ねられると、次のように語った。 「いや。だってその理由は前に説明したよ」 「誰もが、それを表現する独自の方法を持っている。結局のところ(膝をつくかどうかはさておき)人種差別と戦い、それを終わらせるためにみんなが団結していると思う」 「来年終わるようなモノじゃない。でも、僕らはみんな、それと戦うために団結している。それが最も重要なことだと思う」 「結局のところ、膝をつくがどうかは関係ないんだ。それで問題が解決されるわけじゃないからね」 「でも、僕らはとにかく団結している。それが最も重要だと思う」

Alex Kalinauckas

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