食品の収納場所が2か所ある間取り。賞味期限ぎれが防げる&防災時用ストックも安心
普段から使える防災用の簡易調理品もキッチン横に
キッチンエリアの一角にあるパントリーには、日常的によく使う食品と、普段から使える防災用の簡易調理品をストック。 下段には米びつや食品のストックを置き、上段には缶詰、乾物、調味料を多めにストック。そして取りやすい中段はシリアル、レトルト食品や簡易調理できるものを収納。 ここなら日々の調理で、必要なときにすぐ出せるから使いやすいです。また、防災のためとしまい込んでしまって、食品の存在を忘れてしまうことも防げます。 防災用の食品はムダにしないよう、専用の防災食よりも、レトルトや簡易調理のものを多くストックしています。 たとえば、ちらし寿司の素は常温保存できて、お米だけで一品になる忙しい夜の救世主。災害があったときもお米が炊けたら、混ぜるだけで一品に。ほかにも常温保存できる完全保存食のパンは、忙しい日の昼ごはんにも使えます。 アルファ米の防災食も持ってはいますが、防災用の食品の多くは「普段から使える簡易調理品」にしています。 普段使いやすいものを選ぶのが、防災用の食品をムダにしないポイントだと、やってみて思いました。そのためにパントリーにも、しっかり保管場所を用意しています。
玄関近くの納戸に常温保存可能な飲み物や食品をストック
こちらは玄関前の納戸(階段下の収納スペース)の中。ネットから箱で注文したペットボトルの飲料水など、日常的に消費する常温保存可能な飲み物や、食品のストックを大量に収納。 スチールラックを置き、取り出しやすいように箱から出して、ざっくり収めています。この場所のおかげで、買い物の頻度を減らしながらも、常に必要なものを手元に置いておくことができています。災害があったときも、普段飲むものがあれば心理的にホッとしそう。 また、片づけにもメリットが。大量に届くと重たいので(とくに飲み物)、運ぶのが大変です。しかし、玄関前に収納場所をつくったことで、商品到着後の片づけがラク。納戸の位置を、玄関入ってすぐの場所にしておいて本当によかった! ほかにも体調不良時や災害時に備えて、2階にも少量の飲料水やゼリー飲料をストックしています。家の中での使いやすい動線を考慮して、必要なものをすぐに取り出せる環境にすることを心掛けています。