Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

マーク・ウェストン──素晴らしいデザインは最高のソリューション【GQ JAPAN連載特集:希望へ、伝言】

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
GQ JAPAN

ファッションデザイナーのマーク・ウェストンさんは、自身のレコードコレクションを見返して、ラリー・ヤングの「UNITY」に思いを託します。 【そのほかのメッセージを読む】錦戸亮、美輪明宏、YOSHIKIらが緊急参加!

──このコロナ騒動以降、どんな毎日を過ごしていますか? 変わったこと、変えたことがあれば教えてください。家族、仕事、友人、あなた自身の心構えなど、変化を感じていますか。

これまででもっともデジタル上でチームとつながり、サポートし、また互いの声に耳を傾け、チームが夢を持って創造できるように尽力している。コラボレーターやブランドのコミュニティに向けて、僕たちダンヒルがどんなサポートを提供できるかを探っている。そしてこの状況からなにを学ぶことができるのか、そのポジティブな側面を見つめ、新たな機会を見つけられるよう、考えている。 この状況によって、自分の信念に従うことやそれを実践することの価値を再認識した。自分が信じる直感的なアイデアにもとづいて行動することが重要だ。僕たちは難局のさなかにいるけれど、強いられた変化に適応することによって、より強くよりしなやかになれると思う。 今は、イギリスのハンプシャー州にある家で過ごしている。これまで以上に家族や友人たちの近くで過ごすことができ、皆とおなじ気持ちを共有できることに喜びを感じている。みんなを楽しませる時間を設けることはとても重要であり、忍耐強くあることもまた大切だ。人々であろうとサービスであろうと、あるいはビジネスであろうと、互いに声を掛け合ってサポートし合うことに努めている。普段はニューヨークとミシガン州、そしてブルックリンを拠点にしているから、しばらく会えていなかった友人たちと再びつながることもできた。日本にいる友人やコラボレーター、ミュージシャン、そしてアーティストのことを心配してもいる。どうすれば彼らとより深くつながり、クリエイティブにサポートすることができるのか試行錯誤しているところだ。

──自宅でより多くの時間を過ごすことになり、これまでより自由な時間が増えたと思います。書籍、映画、音楽、料理など、刺激を受けたことがあれば教えてください。またあなたなりの健康法はありますか?

僕たちは、自分自身や友人、同僚、そして愛する人々を守るため、予防策やロックダウンをとても真剣に受け止めて実践している。リモートワークのあるべきリズムを掴み、適応するのには時間がかかるけれど、自主隔離のあいだであっても好奇心が減退することはない。オン・オフのバランスが重要なのだろうけれど。ダンヒルで自分が好きなことを続けられることがありがたいし、日夜クリエイティブな考えと新しいアイデアが交互に押し寄せてくる。僕の妻は素晴らしくクリエイティブで物知り。パンの焼き方も彼女から習った。すごく簡単に作れるのに、とても美味しい。 あと、自分のレコードコレクションを見返しては、時間をかけてビル・ウィザースや川崎燎、マッコイ・タイナーといった過去の偉大なるミュージシャンへの理解を深め、敬意をあらわしているところだよ。 健康のためには、家族と一緒にダブルダッチ(2本の縄を使った縄跳び)を習得しようと挑戦している。ほら、マルコム・マクラーレンの1985年の作品『ダブル・ダッチ(Double Dutch)』でも「ヘイ、エボ! エボネッツ!」って、歌ってるだろ? 息子のジャックと娘のマチルダはすごくうまい。コラボレーションと落ち着き、そしてリズムを要するエクササイズだ。

【関連記事】