【バレー】SV-V.LEAGUE U15選手権大会、女子優勝はティルマーレJr。各チームスタッフにOB・OGの姿も
バレーボールSV-V.LEAGUE U15選手権大会が10月5、6日に開催され、女子(会場:相模原ギオンアリーナ)はアイシンティルマーレ碧南のジュニアチームであるティルマーレJr.が優勝した。(旧大会からの2連覇) 準優勝は奈良ドリーマーズハピネス。3位にVC長野トライデンツジュニア、4位に現役のSVリーグ選手である柳沢紫子が監督を務めたアランマーレ山形U-15が入賞した。
女子大会は24チームが参加。4グループに分かれて1セットマッチで予選リーグを戦い、各チームの最終戦となる順位決定戦のみ3セットマッチで行われた。 本来、8月31、9月1日に予選大会を行い(女子は三重県を計画)、本戦を当日程で実施するはずであったが、台風の影響で予選大会が中止となり全日程をこの2日間で圧縮して行った。 慌ただしさはあったものの、ジュニアチームの目標である選手権大会が無事開催できたことは、プレーヤーにとっても未来へ繋がる大きな一歩となった。
また、各チームのOB・OGが育成に力を注いでいる姿を一望できたのも壮観であった。 一例を挙げれば、マーヴェラスジュニアは元日本代表の坂下麻衣子さんが率い、Astemoリヴァーレ茨城U15はアカデミー長の藤井美弥さんがベンチ入り。埼玉上尾メディックスJr.はオリンピアンの松田明彦さん、NECレッドロケッツ川崎U15は元日本代表の竹内実さんが監督で大会に臨んだ。
実現は先の事になるかもしれないが、ジュニアのみならずユース年代も各チームが保有し、将来有望な選手がチームのアンダーカテゴリーに属しながらトップの試合に出場することが日常となれば、競技の可能性もさらに拡がるだろう。 部活とはまた違った形で学生年代のバレーが盛り上がり、かつ母体チームのファミリーとしてファンとの間に新たな絆が誕生することを期待してやまない。 最終順位は以下。各チームの優秀選手と併せて記載する。