市税滞納者の預金口座を差し押さえも…実は同姓同名・生年月日も同じ別人の口座と判明 新潟・村上市
新潟県村上市が市税などの滞納額徴収にあたり、滞納者と同姓同名で生年月日も同一の、別人の預金口座を誤って差し押さえたことがわかりました。市は確認不足が原因としています。 村上市によりますと、11月12日、市税等を滞納している人に対し、滞納処分(滞納額徴収)を行うため、預金口座の差し押さえを行ったということです。その際、滞納者と同姓同名で生年月日も同一の、別人の預金口座を誤って差し押さえたということです。 今月6日に、新潟県外に住む人から「預金が差し押さえられていて、心当たりがない」などと連絡があり、誤りが発覚したということです。村上市は差し押さえる口座の登録住所の確認が不十分だったことが原因だとしています。 誤って差し押さえた金額は7万6040円で、村上市は誤って口座を差し押さえた人に経緯を説明し謝罪したうえで、返金手続きを進めているということです。 村上市は「改めて事務手順を確認するとともにチェック体制を徹底し、再発防止に努めてまいります」としています。
新潟放送