福岡県を中心とする連続窃盗事件で、警察は男8人を逮捕し捜査を終結しました。いわゆる「闇バイト」を通じて事件に関与した男もいたということです。

窃盗などの疑いで逮捕され、その後、起訴されたのは、住所不定の吉田優太被告（27）ら20代と30代の男8人です。吉田被告らは、ことし1月から3月にかけて福岡県や佐賀県などの住宅に侵入し、金品などを繰り返し盗んだとされています。 警察は、一連の窃盗事件の被害額はあわせて8000万円以上に上るとみています。 逮捕された1人が実行役の吉田被告らに資産家の情報などを提供していたとみられ、捜査関係者によりますと、中にはSNSで募集するいわゆる「闇バイト」を通じて事件に関与した男もいたということです。 吉田被告らは警察の調べに対し「借金があり金に困っていた」などと話しているということです。