HD-2D版『ドラクエ3』で追加された呪文にFC世代「慣れない…」「名前に違和感」
追加されたけど…「つなぎ」でしか使えない?
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、リメイクにあたってさまざまな要素が追加されています。そのひとつが「呪文」です。ファミコン版では呪文を使えるのは勇者、僧侶、魔法使い、そして賢者のみでしたが、スーパファミコンでのリメイク版から、移動中の呪文「レミラーマ」を盗賊が使えるようになりました。 【画像】え…グラフィック追加してぇ! コチラが本作の「ムフフ水着シリーズ」です(3枚) HD-2D版ではさらに、勇者、僧侶、魔法使い、賢者が使える呪文に、新しく追加されたものがあります。例えば、僧侶の「ベホイム」は「ベホイミ」の強化版で、より多くのHPを回復できます。全回復する「ベホマ」よりは早いタイミングで覚えるものの、プレイヤーからは「つなぎでしかない」という声が見られます。 また、勇者と僧侶が覚える「ザオ」が追加されました。「ザオラル」が成功すればHPが半分の状態で蘇生するのに対し、ザオはHPが1で蘇生します。こちらも、活用できるとすればザオラル、そして確実に蘇生できる「ザオリク」習得までの間でしょう。戦闘中に使用するのはリスキーですが、移動中であれば、わざわざ教会に戻るよりも便利なので、序盤は活用シーンも多いかもしれません。 戦闘中の呪文としては、僧侶の「マジックバリア」が追加されました。その名の通り、敵からの呪文を軽減する効果があります。「マホカンタ」が敵味方問わず呪文をはね返すのに対し、マジックバリアは重ねがけをして効果を増大させていくことができます。追加された補助呪文ではほかに、魔法使いが使える「マホリー」があり、呪文を封じられた仲間の状態を戻すことができます。 いずれもHD-2D版『ドラクエ3』が初出ではなく、過去のナンバリングタイトルで採用されたことがあるものです。近年のタイトルをプレイしたことがある人でも「ドラクエ3に出てくると何か違和感がある……」と感じるようです。また、「ベホイムって名前がなんだか慣れない」「マジックバリアってそのまんま、って感じでドラクエっぽくない」と、名称にしっくりこない、という意見も見られました。 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』: (C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO
マグミクス編集部