“闇バイト”検索した人にターゲティング広告・直轄のコールセンターも設置 “緊急対策”に6億5600万円の補正予算を計上 警察庁
相次ぐ闇バイトによる強盗の緊急対策として、警察庁は6億5600万円を補正予算として計上する方針だ。 警察庁が直轄するコールセンターを初めて設置し、被害に遭う恐れがある人に注意を呼びかけ、「闇バイト」への応募をやめるよう呼びかける。 各地で相次ぐ強盗事件では実行犯がSNSで「闇バイト」に応募し犯罪に加担している実態を受け警察庁は、補正予算のうち6億5600万円を「緊急対策」として計上する。 警察庁直轄のコールセンターを初めて設置し、これまでの事件で押収されたリストに載っていた人に直接電話をし、注意喚起する。 また「闇バイト」に関連した言葉をネットで検索した人をターゲットに、闇バイトへの応募を思いとどまるよう呼びかける広告を出すということだ。警察庁が闇バイトに特化したターゲティング広告を行うのは初めてということです。 緊急対策は、早ければ2025年1月から実施される予定です。 その他、実行犯から押収したスマホ情報を解析する機器の増強や、過去の事件情報などを分析する端末を更新し、より高度な捜査を行い指示役の検挙に繋げたい考えです。
フジテレビ,社会部
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