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「6月14日、魂の戦いを」潮崎豪と齋藤彰俊、GHCヘビー級タイトルマッチで運命の決戦へ

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ABEMA TIMES

 5月24日にノアの頂点に立つGHCヘビー級王者・潮崎豪の次期防衛戦が決まった。同日に配信された無観客試合『NOAH NEW HOPE』でのことだ。解説を担当していた潮崎だが、自身もリングに登場すると6月14日にタイトルマッチを行なうことをアピール。そこに入ってきたのが齋藤彰俊だった。井上雅央と「反選手会同盟」を復活させた彰俊は黒の道衣姿。潮崎の前で挑戦状を読み上げた。 【映像】挑戦状を読み上げる齋藤 「わが魂の叫びに準じ、貴殿に挑戦を表明する」  この言葉を潮崎もしっかりと受け止めた。 「6月14日、俺たちにしかできない、魂の闘いをしましょう」  ノアとそのファンにとって、6月は特別な意味を持つ。団体創設者である三沢光晴の最後の試合が行なわれたのが、2009年の6月13日だったのだ。その翌日、14日には潮崎がGCHヘビー級初戴冠を果たしている。潮崎は三沢の最後の試合におけるタッグパートナーであり、彰俊は最後の対戦相手だ。  取材陣を前に、彰俊は言った。 「なぜ挑戦したか。それはシオだから。潮崎豪だから俺が行かないといけないし、今しかない。目に見える流れとか、(挑戦するのは)あの選手じゃないのかとかあるかもしれない。でもそういうことじゃない。今から何年、何十年たって“あの時しかなかったな、だからやったんだよな”ということが分かると思う。俺にとっても潮崎豪にとっても大切な試合に必ずなる。アイツはいろんなもん持ってるよね。俺にないものを持ってる。ベルトも持ってる。でもアイツにないものを俺は持ってる。俺はやらなきゃいけないんだよ、今この時期に。必ずアイツの心に突き刺さってやる。もちろんベルトを狙う、でももう一つ、斎藤彰俊とはなんだ、斉藤彰俊とは何者なんだと。その答えをそろそろ出したい。そのための闘い、俺の人生かけた部分の闘いにしたい。潮崎豪殿! 楽しみにしてるぞ」  三沢のことも、当然ながら頭にある。 「俺と潮崎はそこから目をそらしちゃいけない。あの時いた4人(彰俊のパートナーはバイソン・スミス)の中で、いま闘えるのは俺と潮崎、対角にいた1人ずつ。次に進むために避けては通れない闘い。俺にとっても潮崎豪にとっても、この門をあけなければいけない」  ここ数年の彰俊は、トップ戦線で活躍してきたわけではない。しかし反選手会同盟を復活させると、4月のグローバル・タッグリーグ公式戦で潮崎をフォール。確実に勢いを増していた。またリング上で挑戦状を読み上げるという行為は、かつて新日本プロレスに反旗を翻した時と同じだ。自分のキャリアにとって大きな節目にする。その意気込みが「挑戦状」にも表れていた。  そうしたすべての意味を、潮崎も感じていた。 「魂の挑戦状、チャンピオンとして魂で受け止めました。6月という時期に齋藤彰俊とGHCのタイトルマッチをやる。これは運命だと思う。すべてを乗り越えた者同士のタイトルマッチをみなさんにお見せしたいと思います。(彰俊は)簡単に言葉にできない相手。運命の挑戦者だと感じてます。潮崎豪と齋藤彰俊にしか見せることができない。魂の闘いを見せます」  三沢の死と自身の初戴冠から11年。一時はノアを離れるなど紆余曲折あった潮崎だが、今ようやく“覚醒”の時を迎えたと言っていい。スローガンは「I am NOAH」。そう言えるまでになったのだ。  そういうタイミングで、しかも6月に彰俊が挑戦してくる。まさに運命のタイトルマッチ。サイバーエージェント体制で常に新たな一手を打っているノアだが、同時に偉大な歴史を背負い続けてもいるのだ。

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