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吉田山田、祭りでファンと“心密”に「もうがんばれなんか言わない。今を一生懸命に生きて」

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音楽ナタリー

吉田山田が8月29日に東京・上野恩賜公園 野外ステージにて、ワンマンライブ「吉田山田祭り2020」を開催した。 【写真】吉田山田(メディアギャラリー他49件) 今年で6回目となる「吉田山田祭り」は、毎年夏に野外の会場で行われている恒例のライブイベント。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、会場収容人数の50%以下の定員でソーシャルディスタンスを確保したうえでライブが行われた。 「祭」の文字が書かれた法被を羽織ってステージに登場した吉田山田。吉田結威(G, Vo)の手には津軽三味線が握られており、山田義孝(Vo)が叩く和太鼓の音に合わせて吉田は三味線を奏で始める。和のテイストあふれるセッションが繰り広げられたあと、バンドメンバーが音を出し始めたところで山田は「『吉田山田祭り2020』へようこそ!」とオーディエンスを歓迎。彼らはデビュー曲「ガムシャランナー」で“祭り”の開催を告げた。会場のガイドラインにより客席での発声を禁止されていたが、吉田と山田が「走れ!」と呼びかけるとオーディエンスは拳を突き上げて盛り上がる。2曲目「RAIN」を演奏し終えると盛大な拍手が巻き起こり、その音はなかなか鳴りやまない。吉田は観客1人ひとりの顔を見渡しながら「グッとくるね」とひと言。山田は「みんな元気してた?」と話しかけ、ファンとの再会を喜んでいた。 「今の僕らの気持ちにピッタリな曲」という紹介から披露されたのは、ライブの定番曲である「約束のマーチ」。ファンにとっても思い出深いこの曲が披露されると、客席のオーディエンスは体を揺らしながら2人のパフォーマンスに聴き入っていた。「今年一番汗かいてやろうと思っている」という山田の言葉通り、ステージ上の2人は気合い十分。山田は「いくつになっても」で客席に向けて手を振ったりジャンプを繰り返したりして、全身を使ってライブを楽しんでいた。 毎年グッズのデザインを手がけている山田は、今年のイラストのテーマを「ソーシャルディスタンスを保ちながらも、心の密はいいだろうと考えて『心密音楽祭』にしました」と紹介。会場に集まった観客はもちろん、配信でライブを見守るファンとも心を通わせたいという山田の思いが、グッズ紹介と共に伝えられた。法被を脱いで椅子に腰かけた2人は、「母のうた」「花鳥風月」といったバラードをしっとりと歌い上げる。吉田の爪弾くギターと歌声だけの編成で披露された「赤い首輪」の歌唱中には、会場の外からセミや鳥たちの鳴き声が聞こえ、野外会場ならではのパフォーマンスが繰り広げられた。 「コール&レスポンスの代わりに“コール&テレパシー”を!」と山田が呼びかけると、オーディエンスは精一杯の身振り手振りを交えながらステージの2人に向けて念を飛ばす。不思議な一体感に包まれる中「Color」「YES!!!」といったアッパーな楽曲で会場は再び熱を帯びていく。「未来」の歌唱中には感極まった山田が「もうがんばれなんか言わないよ。今を一生懸命に生きていけよ」とファンに向けて熱いメッセージを贈った。 日が暮れかけてきた周囲を見渡しながら吉田は「今日は特に言いたいことがたくさんあったんだよ。でもライブだとあまり言葉にならないね。それでいいのかもしれない」と口にし、「僕らのためのストーリー」の演奏へとつなぐ。そしてライブの最後、ウクレレを手にした山田は切ない音色を鳴らしながら「夏のペダル」を歌い始めた。毎年「吉田山田祭り」の最後に歌われているこの「夏のペダル」では、2人が向かい合って和太鼓を叩くのが恒例となっており、今年も2人は息を合わせて太鼓を鳴らす。最後にオーディエンスに向けて「ワッショイ! ワッショイ!」と繰り返す“コール&テレパシー”を求めた吉田山田は、やり切ったような笑顔を見せ「またお会いしましょう」とファンと再会の約束を交わした。 ■ 吉田山田「吉田山田祭り2020」2020年8月29日 上野恩賜公園 野外ステージ セットリスト 01. ガムシャランナー 02. RAIN 03. 約束のマーチ 04. 宝物 05. いくつになっても 06. 母のうた 07. 花鳥風月 08. 赤い首輪 09. 日々 10. もやし 11. Color 12. YES!!! 13. 未来 14. 僕らのためのストーリー 15. 魔法のような 16. 夏のペダル(祭りver.)

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