アサド独裁政権崩壊で混乱…“墓に放火” 独裁政権の麻薬製造指摘の映像も
ダマスカス近郊で撮影されたとされる映像に映っていたのは、床に散らばる白い粒状のものや錠剤のようなものも…。 映っていた場所は、アサド政権が製造していた違法薬物の倉庫とみられています。 国際社会から経済制裁を受けていたアサド政権は、違法薬物の闇取引を資金源にしていたと指摘されています。 ◇ 「アサド後」の変化がシリア各地で進む中、新たな動きを見せたのが、アサド政権の後ろ盾だったロシアです。 12日のロイター通信によると、政権崩壊を主導した反政府勢力の政治部門と直接コンタクトをとったと報じられました。 ロシア側は、シリア国内に抱える2つのロシア軍基地について「国際テロに対抗するため」そのまま使わせてほしいと伝えたということです。 ◇ さまざまな思惑が渦巻く新生シリア。人々が望む安定はもたらされるのでしょうか。