白鵬杯、2025年も開催 暴力問題で宮城野部屋閉鎖、開催に迷いも期待する声を受け伊勢ケ浜親方の了承を得て決定
元横綱白鵬の宮城野親方が2010年に始めた世界少年相撲大会「白鵬杯」が、来年2月11日に東京・両国国技館で開催される。13日に実行委員会が発表した。 今回で15回目となる同大会には地震に被災した能登半島のチームなどが参加。国内だけでなくウクライナなど海外も合わせて1100人の子どもが参加する。 昨年2月に行われた第14回大会後に、部屋で起きた暴力問題により部屋が閉鎖。宮城野親方は協会の処分により現在は伊勢ケ浜部屋の部屋付きとなっている。 「多くの相撲少年たちの信頼を裏切り、ご迷惑をおかけしてしまったことを心よりおわびいたします」と宮城野親方はコメント。「今の私が続けていくことはふさわしくないのではないか」としたが、開催を期待する声を受け伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に相談し了承を得た上で開催にいたった。
中日スポーツ