全国1位の「カレーパン」 北海道発の人気店が長野市に初出店 コロナ禍「自宅で楽しんで」
北海道発の人気パン店が長野市にオープンです。全国1位に輝いたカレーパンなどが販売され、早速、注目を集めています。運営企業は、「外食が控えられる中、自宅で楽しんでほしい」とレストランから転換しました。 長野市北長池にできた行列。今月21日にオープンしたばかりの「ペンギンベーカリー」です。客のお目当ては… 店員: 「カレーパンフォンデュ揚げたてです、いかがでしょうか?」 全国のパン店が競う「カレーパングランプリ」で、最高金賞を2年連続で獲得した「カレーパンフォンデュ」(250円)です。 この日も600個以上を用意しましたが、お昼までに売り切れました。 客: 「カレーパンが好きなので、(新しく)オープンしたって聞いたので」 「(カレーパンは?)買いました!もちろん」 正午ごろ来店した客: 「カレーパンを買いたいと思ったんですけど…ないです。また伺います」 ペンギンベーカリーは北海道発の人気パン店。甲信越エリアでは初出店です。 カレーパンの他にも北海道産小麦100%の「とべない食パン」(1本640円)や、北海道のご当地パン「ちくわパン」(200円)、唐揚げ=「ざんぎ」(290円)、「あげいも」(380円)なども並びます。 フランチャイズで運営する中野市の企業は、もともとこの場所でレストランを営業していましたが、コロナ禍で客が減少。去年春から業態転換を模索する中、レストランを10月に閉め、カレーパンで人気の「ペンギンベーカリー」をオープンさせました。 ペンギンベーカリー・桜井一樹店長: 「今は家で楽しんでいただくことが多いので、みんなで集まる場所(レストラン)というより、家で、家族で楽しめるのをサポートできれば。お客さまを笑顔にしたい、家族の話題になってほしいという気持ちで作っています」 パンは売り切れ次第終了。オープン以来、夕方前には閉店する日が続いているということです。
長野放送