【JSB1000】岡本裕生、最終戦を前にあと4ポイント! ~全日本ロードレース第7戦スーパーバイクレース in 岡山大会レポート~
各選手のコメント
「(赤旗中断をはさんで)レース1もレース2もスタートが決まって、すぐに自分のペースに持ち込めたのが勝因。赤旗中断中も集中を切らさずにいられたのも良かったですね。これで最終戦、鈴鹿はあんまり得意じゃないので、木曜の事前走行からしっかり走って、自分の走りをできればいいと思います」(岡本裕生) 「完敗です。テストから岡本選手が速いのは分かっていたんですが、レース序盤から逃げられないように気をつけていたんですが、そうはいかなかった。悔しいけど、テストから自分の走りは高めていけたし、マシンのパフォーマンスも出すことができたので、今回は岡本選手が速かった。最終戦、ヤマハは8耐で走っていない鈴鹿なので、逆に8耐でマシンを詰められたうちのチャンスかなと思います。まだチャンピオンの可能性もあるし!」(水野) 「レースは難しいですね。自分の焦りが金曜の転倒を招いて、そこでマシンの進みが足踏みしてしまった。できる現状、ベストは尽くしました。これは表彰台なんか上がれるかな、って心配するくらいの転倒だったので、その意味では3位は上出来。最終戦もこの3人の争いで、水野君とドゥカティのパッケージは驚異ですよね。ユウキもいい走りができているんで、その勢いを学んで、ドゥカティをやっつけようと思います」(中須賀) これで最大28ポイントあった中須賀のランキングリードは、5戦優勝ナシという異常事態で4ポイントへ。最終戦MFJグランプリは、10/26-27に鈴鹿サーキットで2レース制で行なわれる。MFJグランプリのボーナスポイントで2レース最大56ポイントを獲得できるため、ランキング3位の水野までにチャンピオン獲得の可能性が残ったレースとなった。 最終戦となる次戦・第8戦鈴鹿大会は10月27日に決勝レースが行なわれる。
中村浩史