流産の辛い経験について告白したセレブたち
メーガン妃
2018年5月にヘンリー王子との間に第1子アーチーを授かっているメーガン妃は、昨年11月、米紙ニューヨーク・タイムズにエッセイを寄稿。その中で7月に第2子を流産していたことを明らかにした。 【写真】ハリウッドを震撼させた歴代妊娠スキャンダル 「子どもを失うことは耐えきれないほどの悲しみで、多くの人が経験していますが、それについて語られることは殆どありません。喪失の痛みの中、私と夫は100人の女性のうち10人から20人の女性が流産を経験していることを知りました」「一部の人が勇気を持ってその経験談を語ってきました。彼女たちは誰かが真実を話せば、それによって私たち全員がそうする許可が与えられる、ということを分かってその扉を開けてくれたのです」
マライア・キャリー
マライア・キャリーは2010年、TV番組「アクセス・ハリウッド」に当時の夫ニック・キャノンと一緒に出演し、2人の間に最初にできた子どもを流産した経験をシェアした。 「それは私たち2人にとってショックだったし、本当に暗くて辛い気持ちになったわ。それが起きた時……私はそれについて誰とも話せなかった。簡単なことじゃなかったわ」と当時の辛い心境について打ち明けたマライア。ニックは流産の経験は2人の絆を深めたと語っている。「それは私たちの関係をとても強くしてくれました……彼女はとても立派に対処していました」 2人は2011年4月に双子モンロー&モロッカンを授かっている。
ケイト・マーラ
2019年に夫ジェイミー・ベルとの第1子・女児を出産したケイト・マーラだが、その以前に妊娠8週で流産した経験があるという。 ドクター・ベルリンのポッドキャスト番組に出演した際、ケイトは流産に終わった初めての妊娠について「枯死卵」(胎嚢は存在するがその内部に観察されるべき胎芽が認められないもの)だったと説明。当時は医者から言われたその言葉の意味も分からなかったという。「それが体内にまだ残っている」ために、自然に流産するまで数カ月待たなくてはいけなかった、と語った。 その流産の経験がきっかけで、彼女は次に妊娠が分かった時にはやや怖気づいてしまったという。 「奇妙だったわ。ほろ苦い気持ちというか……私はとてもワクワクしていたけど、最初のときほどは興奮しなかった」
ミシェル・オバマ
世界45言語で発売されベストセラーとなった回顧録『マイ・ストーリー』の中で不妊治療や2人の娘を授かるまでの苦悩を綴ったミシェル・オバマ。出版に先駆けて2018年に出演したABCニュースのインタビューでは、自身の流産の経験について率直に語っている。 「私は戸惑い、孤独な気持ちになりました。そして自分が何か失敗してしまったように感じました」とミシェル。「私は流産がどんなに一般的なことなのかを当時知りませんでした。なぜなら、それについて私たちはあまり語っていないからです」 自分の体験をシェアしてくれたセレブたちに拍手を送ると共に、女性たちの団結と支援の輪がさらに広がることを願いたい。