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”復活”の大輪に癒やし 固有種のハスが開花 カメ食害乗り越え名所再び/兵庫・丹波篠山市

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丹波新聞

 兵庫県丹波篠山市北新町の国史跡・篠山城跡の南堀で、昨年約15年ぶりに復活した固有種のハス「篠山城蓮」が今年も開花した。かつては南堀全面を覆っていたものの、外来カメによる食害などで一時消失。市などが復活プロジェクトに取り組み、現在、全盛期の約11%まで群落が再生している。 【写真】ハスの花言葉は「清らかな心」  篠山城蓮は、園芸品種と比べて花弁が少なく、大ぶりの花をつけることが特徴。昨年は8月2日に開花したが、今年は暖冬の影響で生育が早まったとみられる。  かつて南堀のハスは夏の風物詩として知られ、住民や観光客から親しまれてきたが、2005年ごろに突如として消滅。市は2013年から復活プロジェクトをスタートし、外来種のミシシッピアカミミガメの捕獲や、種レンコンの移植、土壌調査などに取り組み、昨年、念願をかなえた。  開花している篠山城蓮は、かつて咲いていた固有種を栽培していた「京都花蓮研究会」から市がレンコンを譲り受け、地元の小学生らと植えたもの。ドローンで調査した結果、ハスの群落は現在、約1500平方メートルにまで拡大している。  近くの男性は、「最近は雨ばかりで、九州の豪雨災害もあり、なかなか気分が晴れない。きれいなハスの花を見ると、少しだけ心が癒やされます」と話していた。  ハスの花言葉は、「清らかな心」など。また、泥の中から生じて美しい花を咲かせる姿から、仏教では仏の知恵や慈悲の象徴とされる。市によると、8月上旬ごろまでは楽しめるという。

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