阪神の8月ベストプレー3候補は? 掛布雅之氏が厳選…高橋遥人の1025日ぶり勝利絶賛
ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」で毎月選ぶ「DIDアワード」
阪神ファンにおなじみのABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選定し、表彰を行っている。注目の8月度ノミネートプレー3つが、6日の配信回で発表された。 【実際の動画】掛布雅之氏が厳選 阪神8月のベストプレー「DIDアワード」3候補 DIDアワードとは、その月のホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める“ミスター・タイガース”こと掛布雅之氏と、ファンの投票により選ぶ賞。主に京セラドーム大阪でホームゲームが行われた8月の候補には、掛布氏が厳選した次の3つのプレーがノミネートされた。 ○8月11日の広島戦・高橋遥人投手の1025日ぶり勝利 この日の先発マウンドに上がったのは3年ぶりの1軍登板となった高橋だった。2021年に左肘のクリーニング手術を受け、翌年には左肘の内側側副靱帯を修復するトミー・ジョン手術。さらには2023年6月に左肩の手術を受け、ようやく戻ったマウンドで思いきり腕を振った。5回を投げて4安打7奪三振無失点。2021年10月21日の中日戦以来となる1025日ぶりの勝利を飾った。「私も緊張してテレビで観ていた」という掛布氏は「高橋遥人は高橋遥人だった」と絶賛。「足を上げてからボールを離すまで時間がある。すごく打者に近いところでボールを離すので、スピードガン以上にストレートの速さを打者は感じる」とし、「残りゲーム負けないで、これが貯金につながれば連覇の可能性はある」と期待した。 ○8月20日のヤクルト戦・才木浩人投手のプロ初2桁勝利 初回に2死満塁から前川が四球を選んで押し出しで先制した阪神は、続く木浪のタイムリーで2点を追加。先発の才木に3点の援護を送った。才木は走者を出しながらも要所を締める好投を見せ、7回を投げて3安打7奪三振無失点。リードを守って救援につなぎ、今季10勝目となる白星を挙げた。プロ8年目となる右腕にとって、これまでの最多勝利は昨年の8勝で、これが初めての2桁勝利。今季10勝できた要因について、掛布氏は「状態が悪い時に試合の中で、自分なりに使えるボール使えないボールを考えて、タイミングを変えて微調整できる才木に成長したこと」と解説。この日の投球も「あっぱれでした」と称えた。 ○8月21日のヤクルト戦・佐藤輝明内野手の新人から4年連続2桁本塁打達成 「4番・三塁」で先発出場した佐藤は初回、2死三塁から左翼へ二塁打を運び、先制点を演出した。その後の2打席は凡打に倒れたが、5点リードで迎えた6回無死一塁の第4打席、カウント2-1から右翼席中段へ今季10号となる2点本塁打を突き刺した。佐藤はこれでルーキーだった2021年から4年連続2桁本塁打をマーク。掛布氏は「これで満足するような選手ではダメ」と愛ある檄を飛ばしながら、最近状態が好転してきたのは「ボールの見極めができるようになったことが打撃のバランスを崩さずに、ヒット、ホームランを打てるようなタイミングでバットを振れるようになったこと」と解説した。 投票は、番組公式X(旧ツイッター)を通じて、または「虎バンチャンネル」で公開中のノミネート動画概要欄から応募フォームにアクセスし、上記3つのプレーから受賞にふさわしいと思うものを選ぶだけ。投票締切は9月13日午後11時59分で、結果は後日、掛布氏が発表する。受賞プレーを当てた人から抽選で、受賞選手の直筆サインボールが5人、掛布氏サイン色紙が5人に贈られる。
Full-Count編集部