「メール返信は午後がベスト?休憩を入れたほうがいい時間帯は?」専門家が教える、効率を最大化する1日のスケジュール
「仕事の効率を上げるために大切なことは、ただ頑張るだけではありません!」。ヘルスコーチのAYUMIさんが教えてくれたのは、1日の時間を賢く使うことで疲れにくく、生産的な毎日を送る秘訣。午前と午後の時間帯に合わせたタスクの組み方や、日々の中に楽しみや休息を取り入れる重要性について、今すぐ実践したくなるアドバイスを教えてもらった。 【動画】お手本にしたい!ヘルスコーチのAYUMIさんの「効率アップする1日」 ▼AYUMI NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。
理想の1日スケジュールは?
朝:前向きに処理できる時間 起きてから正午までは、気分が明るく、分析能力やタスクを正確にこなす力が最も高まる時間帯です。この時間は、メールチェックや単純作業、ミーティング、会議、SNS投稿、オンラインショッピングなど、気が散りやすい仕事には不向きです。 一方で、整理や分析能力が高く、正確さが求められるタスクには最適な時間帯です。特に、計算や処理が必要な業務に取り組むのに向いており、前向きに物事を進める力が最大限に発揮されます。そのため、「面倒くさい」「早く終わらせたい」「やりたくない」と思っている仕事こそ、この時間帯に集中して取り組むのがおすすめです。 午後になると、これらのタスクをさらに後回しにしがちで、結果的に手を付けずに終わってしまう可能性が高くなります。だからこそ、難しいと感じている仕事は、午前中のうちに取り組むことが、効率的かつストレスの少ない一日のスタートにつながります。 正午:良い気分のピークを迎える 午前中から正午にかけての高いエネルギーレベルは、午後になると急激に低下することがあります。このように、1日を通してエネルギーレベルが上がったり下がったりするリズムがあることを理解しておきましょう。 「朝は元気だったのに、お昼を過ぎると急に眠くなる」と感じるのは、あなただけではありません。誰もが1日を通して一貫したエネルギーや生産性を保てるわけではなく、効率よく物事に取り組める時間帯とそうでない時間帯が存在します。この自然なリズムを把握することで、より効率的なスケジュール管理が可能になります。 午後:会議やミーティングを 午後は、対話、想像力、問題解決に適した時間帯です。深く考える作業やクリエイティブな仕事にも向いており、これを活かすことで効率的に進めることができます。 午前中から正午までは、気を散らすような作業(メール対応や電話対応など)を最小限に抑えることで、脳をスッキリと保つことができ、午後の創造的な活動に備えられます。この時間帯には、日常業務やメール返信、電話、会議、ミーティングを組み込むと効果的です。 想像力が解き放たれる午後は、特に問題解決や新しいアイデアを生み出す作業に適しており、斬新なアイデアや解決策が浮かびやすくなるでしょう。 14時~15時:休息を取り入れてリフレッシュ 分刻みでスケジュールを組み、達成していくことが理想と考える人も多いですが、1日の中で適切な休息を取ることは非常に重要です。休むことで身体的にも精神的にも回復し、その後の作業効率を大幅に向上させることができます。 16時~18時:もう一度集中できる時間帯 休息を挟んだ1日を過ごした後、午後4時以降になると、再び集中力を発揮しやすくなります。この時間帯は、朝のピークほどではありませんが、気分が回復し、思考が明確になり、生産性が上がるチャンスです。午後遅くから夕方にかけては、残りの仕事を一気に片付けるのに最適な時間帯といえます。