【Japan Data】小学生が選ぶ今年の漢字は「笑」 : 大人が見習いたいポジティブ発想 #コロナとどう暮らす
2020年は新型コロナウイルスに翻ろうされた1年だった。生活の変化にとまどい、暗いニュースに沈みがちだけど、子どもたちのポジティブパワーに元気をもらえます!
ベネッセコーポレーションの通信教育「進研ゼミ小学講座」が実施したアンケート調査で、「2020年を象徴する漢字」を聞いたところ、最も多くの票を獲得したのは「笑」だった。調査は小学3~6年の受講会員を対象に実施し、7661人から回答を得た。 新型コロナウイルスの感染拡大で長期の休校や外出自粛、行事の中止など子どもたちにとっても不自由で窮屈だったはずの2020年。しかし、選ばれた漢字からは変化を受け止め、前向きにチャレンジする気持ちが伝わってくる。
トップ3の文字には「<笑>友だちや家族といっぱい笑った / コロナでもいつも笑顔で頑張れた」「<幸>コロナでも友だちに会えたり、家族と過ごす時間が幸せだった / 学校に行ける幸せを感じた」「<新>新しいチャレンジ・発見をした / 新しい楽しみ方や世界を味わった」などの理由が寄せられた。
コロナが流行する前と生活がどのように変わったか聞いたところ、テレビを見たり、読書したりする時間は約7割増加。自宅学習も約6割で増加した。家で過ごす時間が増えたことについて、約7割が「とてもうれしい」「少しうれしい」と回答。ここからも、柔軟に変化に対応する様子が読み取れる。