「本当に礼儀正しい」 大谷翔平と今永昇太が見せた日本人の作法に海外感動「クールな瞬間だ」
MLB史上2回目の日本人4選手競演
米大リーグ・ドジャース対カブスの一戦は10日(日本時間11日)、ドジャースの本拠地ドジャースタジアムで行われた。ドジャースは大谷翔平投手が「1番・DH」、山本由伸投手が先発投手として出場。カブスも今永昇太投手が先発登板。鈴木誠也外野手は「3番・DH」としてラインナップに名を連ねた。第1打席に入る前の大谷が、マウンド上の今永に向けた挨拶に米放送局が注目。米ファンから「一流だ」「本当に礼儀正しい」といった反響が寄せられている。 【動画】「本当に礼儀正しい」 打席に入った大谷翔平が今永昇太に軽く挨拶、今永も返した実際の映像 ドジャースタジアムのマウンドに初めて上がった今永。最初の打者としてボックスに入った大谷は自身のルーティンを終えると、マウンド上に視線を送り、左手でヘルメットのつばに触れて今永に向けて笑みを浮かべた。今永も右手で帽子のつばを触って挨拶。にこやかな表情で軽くうなずいた。 米イリノイ州地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のX(旧ツイッター)は「ショウヘイからショウタへご挨拶」とつづって、動画を公開。米ファンからは「一流だ」「偉大さが偉大さを認めた」「この交流」「お気に入りの2選手のこの瞬間が大好き」「野球には多くの最高の瞬間がある。これが本当にクールな瞬間の1つだ」といったコメントが集まった。 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏もリポスト。こちらにも米ファンから「彼らは本当に礼儀正しいわ!」「これは素晴らしい」といった声が上がっている。MLB公式インスタグラムによると、4人の日本人選手が先発出場するのは史上2回目。2007年5月4日(同5日)のマリナーズ―ヤンキース戦(イチロー、城島健司、松井秀喜、井川慶)以来17年ぶりだという。
THE ANSWER編集部