他人の目を気にし過ぎず、自分の評価は自分が決める。ゆりやんレトリィバァさん流「ほっとけ!」の精神
他者の評価でなく、自分の評価は自分が決める。ゆりやん流「ほっとけ!」の精神
本の冒頭でゆりやんさんが語っているのは、「ほっとけ!」「人にどう思われてもいい」「関係あるか!」の精神。他人からの目を気にし過ぎてしまう今の時代に、この強さは必要な感覚とも言えます。他者の評価でなく自分の評価は自分が決める。それが心を大切にすることにつながります。 「もちろんSNSにアップする写真や文章は慎重にしていますし、田舎で誰もいない横断歩道を渡る時に赤信号で渡っている人がいたら“赤ですよ!”と注意します。そこは“ほっとけ”じゃないので安心してください(笑)。 私が思うのは、“ほっとけ!”と言い返せるもの、芯があるものについては“ほっとけ!”“ここに来て言え!”と自信を持って言えるということです。“ゆりやんがダイエット?”“芸人が美容なんて言うな!”と言われても、これは“ほっとけ!”です(笑)。自信があることははっきり自信があると言いたい。自信があることを“自信がある”と言うのは、気持ちがいいんです」
アメリカに行っても自分に自信が持てることはブレずにやるしかないし、とりあえずやってやってやりまくる
2024年12月から活動拠点をアメリカに移すゆりやんさん。本の最後には、「ハリウッド大スターになる」「アカデミー賞受賞」「グラミー賞、エミー賞、受賞多数」「大量のコマーシャル」「自身のアパレルブランドが老舗大ブランドになる」など、たくさんのやりたいことを掲げています。“ほっとけ!”精神はアメリカンドリームを叶えるための推進力にもつながっていくはずです。 「アメリカに行ったら、もっと主張していかないといけないと勝手に思っています。大阪から東京に来た時、家賃が倍くらいになったんです。東京からアメリカに行く時は、さらに倍くらいになるのかな。だから“ほっとけ!”×2くらいですかね。こうやってはっきり言えるようになったのは、東京に来てからですね。 女芸人でピン芸人、一人だから自分が行かないと進まないし、自分が戦わないと誰も戦ってくれない。最近はケンカも好きになって人と揉めることも慣れてきました。アメリカに行っても自分に自信が持てることはブレずにやるしかないし、とりあえずやってやってやりまくる。そして最後に願う。それだけです。皆様、お元気で!」 (後編につづく)