【びわこボート・GⅡ秩父宮妃記念杯】びわこ巧者の笠原亮 大激戦の2着争いを制して優出
<19日・びわこボート・5日目> 「うれしい」。準優10Rで2着に入った笠原亮が、泣きマネのしぐさもしながら優出切符獲得を喜んだ。 準優は立間充宏、堀本和也と三つどもえの2番手争いを3周2Mまで展開した。最後は立間とのゴール写真判定。ギリギリで激戦を制したことで、喜びも倍加した。 びわこでは2005年4月にGⅠ周年記念を制した戦歴もあり、「ホント、びわこはいいですよね」と相性の良さを実感。予選中は回り足になかなか正解が出なかったが、「準優が一番良かった。ターンでのスピード感が出た」と勝負どころを迎えて一気に充実したあたりにも、水面相性の良さが表れた。 予選順位が16位と下位だったため、優勝戦は6号艇の可能性が高かったが、3着からの繰り上がり優出者が出たことで、5号艇が手に入る幸運にも恵まれた。得意のまくり差しで突き抜けを狙う。