音楽を味方に! VOGUEGIRLエディターが元気をもらっているパワーソング6曲
不思議と元気が湧いてくる音楽をリストアップ。エディターが普段から、パワーをもらっているお気に入りの一曲とは?
30年経っても色褪せない、ポップな名曲揃い!
つい先日ショーン・メンデスがインスタグラムで悪意なく「マライア・キャリーの昔の曲」と投稿し、マライヤ本人がウィットに富んだ返しをしたことが話題になっていましたが、僕も最近、彼女のアルバムをよく聴き返しています。大ヒットを連発しあまりにメジャーな存在なので、ちょっと天邪鬼な僕はそこまで聴き込むことがなかったのですが、iTunesに揃った彼女のアルバムをデビュー順に聴いていくと、楽曲の良さはもちろん、その時代の旬なミュージシャンやクリエイターとガッチリとタッグを組む先見的なセンスは本当にすごい! 中でも僕が好きなのは1991年の2ndアルバム『Emotions』。一曲目に収録されている大ヒットシングル「Emotions」のイントロが流れるだけで、気分がグッと上がります。そのほかもゴスペルを意識したダンスポップあり王道バラードありの濃い内容。発表から30年経った今もポップなパワーをくれる一枚です。(VOGUE GIRL副編集長 荒井 現)
心をキラキラ輝かせる、往年のディスコチューン!
人生のテーマソングのひとつが、70、80年代のディスコシーンを代表するシックの「Good Times」。まるで朝日が部屋の中を照らすように、朝のムードを一気にポジティブに鳴らしてくれるチューンです。時間はどんどん進んでいくから、悩みごとは置いといて、楽しい時間を過ごそう。そんなメッセージが込められたグルーヴィーな曲を聴いているだけで、新しい一日のはじまりがキラキラと煌めきはじめます。思わず体も動き出す往年の一曲で、2021年も毎日を陽気にエンジョイしたいです!(VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子)
やさしく手を差し伸べてくれる、心の中の応援歌!
自由に外出したり、人と触れ合ったりすることができない不思議な時間が始まって、一年が経とうとしていますが、日々、少しずつ積み重ねてしまう不安やストレスで、心が落ち着かないときに手に取りたいのがノラ・ジョーンズの最新アルバム『Pick Me Up Off the Floor』。自力で立ち上がれないときに、そっと手を差し出して引っ張り上げてくれる……タイトル通りのメッセージが込められた一枚です。 中でも「I’m Alive」というシングル曲が象徴的で、エンジンがかかりにくい朝、とりあえずブラインドを開けて、寝そべりながらでもこの曲をかけると、不思議と意欲が湧いてきます。ピアノのやさしい旋律と、ノラ・ジョーンズのドライな声が、朝に飲むコーヒーのように、心をすっきりと目覚めさせてくれる。どんな混沌とした状況でも自分らしく、立ち上がろう、前を進もうという前向きな歌詞は、今の時期にぜひ耳を傾けてもらいたい内容です。(VOGUE GIRL エディター 諸岡 由紀子)