最高額は誰? 世界の一流監督、契約解除金ランキング8位。監督キャリア2年目で16億円!? 日本代表を重宝した戦術家
年々高騰しているサッカー選手の移籍金。ここ数年では100億円規模の移籍金も珍しくなくなっている。そして、その流れはついに監督にまで及んだ。今では各クラブが有能な監督を引き抜くために大金を支払うことも辞さない時代となっている。今回はこれまでに最も高額な契約解除金が支払われた監督をランキング形式で紹介する。(データはtransfermarktを参照)
8位:ルベン・アモリム 生年月日:1985年1月27日 現職:マンチェスター・ユナイテッド監督 契約解除金:1000万ユーロ(約16億円) 移籍:ブラガ→スポルティングCP 昨季、日本代表の守田英正とともにスポルティングCPで3年ぶりのリーグ優勝を果たしたルベン・アモリムが8位にランクインした。 1000万ユーロ(約16億円)の契約解除金が支払われてアモリムがスポルティングの指揮官に就任したのは2020年3月のこと。監督キャリアを始めてまだ2年目の35歳に、ポルトガルの名門クラブがここまでの大金を支払うのは異例の出来事である。 ブラガのトップチームで指揮を執ったのは約半年間の短い期間だっただけに、スポルティングのフロント陣の先見の明には驚かされるばかりだ。 スポルティングでは3-4-3を基本布陣としながら、ウイングバックにウイングタイプのドリブラーを置く攻撃的なサッカーを披露している。まさに現在の日本代表が採用している布陣と同じもので、そういう意味でも守田英正の存在感は際立っているのかもしれない。 昨季はクラブに3年ぶりのリーグ優勝をもたらし、就任2年目以降ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)でそれぞれベスト16に進出するなど、国内だけでなく欧州の舞台でも強豪と渡り合えるクラブに成長させたのはアモリムの功績だろう。 今季も、ここまでリーグ戦全勝という驚異的な成績を置き土産に、次なる戦いの舞台をプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移している。
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