井之脇海が地上波テレ東初主演「美味しそうなご飯もたくさん出てきます!」 金子大地とW主演
金子大地「あたたかい気持ちが届けられるよう頑張りたい」
俳優の井之脇海と金子大地が、テレビ東京の2025年度1月期連続ドラマ『晩餐ブルース』(水曜深夜1時)でダブル主演を務めることが5日、発表された。ともに地上波テレ東ドラマ初主演となる。 【写真】「チビ海くんはヤンチャそうですね」…井之脇海が披露した幼少期の金髪ショット ドラマディレクターとしてテレビ局で働く田窪優太(井之脇)は、夢をかなえたものの仕事に忙殺され、エサのように食事を取る日々。かつてあった情熱も消え去り、無性にイライラしてしまうなど、不安定な毎日を送っていた。一方、料理人として順調だったはずの佐藤耕助(金子)は人知れず料理人を辞め、現在はニート生活を送っていた。高校時代の旧友である二人は、友人の離婚をきっかけに再会。そしてある出来事をキッカケに、ただ一緒に晩ご飯を食べる関係に。そして、そんな“晩餐活動”(略して晩活)を通して、やがて心を回復させていく。寒い冬の夜、おいしいご飯とストーリーで心温まるグルメドラマだ。 主人公・田窪を演じる井之脇は、ジャンルを問わず、確かな演技力と独特な存在感でキャリアを築き上げている。仕事に忙殺され壊れかけている中で、食事を通して変化していく役を演じる。 同じく主人公・佐藤耕助を演じるのは、金子。数々の名だたる話題作に出演し、その強い存在感を印象深く残す金子が、夢から挫折し人生休憩中でありながら、優太の異変にいち早く気づく、繊細な役を演じる。 脚本を務めるのは山西竜矢氏。山西氏を筆頭に、監督や役者としても活躍する灯敦生氏、こちらも監督としても活躍する高橋名月氏、阿部凌大氏など、フレッシュな才能が集まった。そして監督はこささりょうま氏と川和田恵真氏が務める。 以下、コメント全文。 ○井之脇海 ――本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想をお聞かせください。 「オファーをいただいて、20代ラストの歳に今作の主演に挑めることが、とても嬉しいと同時に、気が引き締まる思いでした。20代でのたくさんの経験をもって、全力で演じたいと思います。台本を読んでみると、悩みを持った人物たちが、ドラマチックに、大きく成長したり、変化する訳ではなく、『自分の弱さに気づいて、それとともに歩いていく』、そんな等身大であたたかい世界が広がっていて、心が凪いでいきました。この世界に優太として身を置けることが、今からとても楽しみです」 ――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。 「優太は、社会に忙殺され、心がガチゴチになっているところから始まりますが、そんな中でも、耕助のご飯を食べて、素直に『あったかい』、『うまっ』と言葉にできる、些細な幸せを感じられる素敵な人物です。“優太”という名前の通り、優しく、相手を思いやる心を持っているのに、自分らしさを見失ってしまっている姿は、読んでいて胸が痛くなるところがあります。仕事に追われる中でも、ふとした瞬間に、本来の優太らしさが溢れてくるように演じたいです」 ――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。 「優太たちが、“晩活”を通じて、心の豊かさを取り戻していく様は、自分もハッとさせられる瞬間があります。そんな瞬間をみなさんにも感じてもらえるよう、みんなで丁寧に作っていきます! そして、美味しそうなご飯もたくさん出てきます! 飯テロです!! 優太たちと一緒に食卓を囲むような気持ちで、見てもらえたら嬉しいです」 ○金子大地 ――本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想をお聞かせください。 「あたたかい作品、優しい役をずっと演じたいと思っていたので、お話いただいた時、とても嬉しかったです」 ――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。 「耕助という役は元料理人で、現在はニートで一度挫折したことがある人です。同級生だった優太と葵と再会することで少しずつ明るくなって、社会復帰するための努力をする役です」 ――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。 「毎話、美味しそうなご飯が出てくるところも見所なので、そこも楽しみにしてください。観てくださる方にあたたかい気持ちが届けられるよう頑張りたいと思います」
ENCOUNT編集部