オーディオテクニカ、2024年限定カラーヘッドホン「ATH-M50x LAB」「ATH-M50xBT2 LAB」。9/6発売
オーディオテクニカは、2024年の限定カラーを施したモニターヘッドホン「ATH-M50x LAB」とワイヤレスヘッドホン「ATH-M50xBT2 LAB」を9月6日に発売する。価格はオープンだが、ATH-M50x LABは税込25,410円前後、ATH-M50xBT2 LABは税込29,040円前後での実売が予想される。 【写真】ワイヤレスモデルの「ATH-M50xBT2 LAB」 同社の代表モデルのひとつであるモニターヘッドホン「ATH-M50x」とワイヤレスヘッドホン「ATHM50xBT2」は、限定モデルのカラーを一般ユーザーからの投票で決める「M50x Series Limited Edition カラー投票」を2020年からオンラインで実施してきた。 そして2024年は、一般ユーザーが限定カラーのデザイン作成から参加するという初の試みを実施。2024年1月に特設サイト「LAB M50x」を期間限定でオープンし、ユーザーによってヘッドホンのパーツごとにカラーをカスタムデザインして、2024年の限定カラーのデザイン候補としてエントリー。14,560のデザイン数から、3人のパネリストにより3つのデザインが最終候補に選ばれ、その中から最多3,127票を獲得したデザインが2024年の限定カラーに採用された。 ATH-M50x LABは、密閉型を採用し、大口径の強磁力45mm「CCAWボイスコイルドライバー」を搭載。遮音性が高く、長時間使用でも快適なモニタリングができるとするイヤーカップをはじめ、高耐久性を実現したイヤーパッド/ヘッドパット素材の使用、メンテナンスが手軽に行えるバヨネット式ロック機構によるコードの着脱への対応、持ち運びがしやすい折り畳み機構など備えている。 ATH-M50x LABの仕様は、再生周波数帯域が15Hz - 28kHz、出力が99dB/mW、インピーダンスが38Ω。ケーブルは、OFCリッツ線を導体に使用した、1.2mカールコード/3.0mストレートコード/1.2mストレートコードの3種類を同梱する。質量は285g。 ATH-M50xBT2 LABは、オーディオグレードのコンデンサーを超小型化した、チップタイプの薄膜高分子積層コンデンサーである、ルビコン社製「PML-CAPコンデンサー」をDAC/ヘッドホンアンプの電源回路部に導入。AKM社製のDAC/ヘッドホンアンプ「AK43331」を採用しており、PCM 96kHz/24bitに対応。Bluetooth ver5.0対応で、LDAC/AAC/SBCのコーデックをカバーする。 スマホやタブレットで動画視聴などしている際に発生する音と映像のズレを低減する「低遅延モード」や2台の機器に同時接続できるマルチポイント、専用アプリ「Connect」による音質/音量/バランスのコントロール、Amazon AlexaやAndroidデバイスと簡単に接続できるFast Pairといった機能も搭載する。 マイク機能では、通話の際に本モデルのマイクを通して自身が発している声を確認することができる「サイドトーン機能」や、通話中に不要な音を拾わない「ミュート機能」などを装備。2つの小型MEMS(Micro Electro MechanicalSystems)マイクを利用した「ビームフォーミング技術」も搭載し、これらによってクリアな音声で通話が可能な機能が投入されている。 バッテリーは最大約50時間の再生に対応し、約10分の充電で約180分間の再生が可能な急速充電も備える。物理ボタンでは、音楽の再生/一時停止/曲送り/曲戻し/音量調整/電話対応/終電といった操作が可能。質量は約307g。
編集部:長濱行太朗